サトリの事を書かなくてはいけないのだけどまずはお正月の写真をアップから。
こちらに来てから気づけばもう3回目の年末年始なんですねぇ・・・・。
気持ちにゆとりが出来たのか、クリスマスイベントが終わって思い立ったのが、
”アメリカでお正月”
アメリカの年末は、家族とと言うよりはみんなバーとかに出かけて友人達と盛り上がって新年を迎える、と言う、日本のクリスマスのような感じです。
移住してから2年間は色々な新しい事にびっくりや、がっくりや、でお正月なんて考えてなかったけど、今回はせっかくサトレペパパが和風の門を建てたし、3月の一時帰国で日本から持ってきた多少の日本食材もあったし、重箱は持って来てたし、使わない手はないと思って急きょバタバタ始めました。
まず、外回り。
玄関になってるドアには渡米の際に持ってきたお飾りで毎年同じ物。
門にを飾りたい所だけど残念ながらこの辺には松は一杯生えてても門松になるような太い竹はないのです。仕方ないので、日本の松飾りの形に近い松の枝を探したけど、無理だよね。
だって、ここらの松は日本のと違って針葉が長くて隙間が結構あるから横に広がってるんです。
なるべく若いしまった感じのを探したけど結局これ。
松だけだとなぁんかしまりがないので、紙垂(四手)を作ってくっつけたらそれらしいってこの写真を見た友人のタコロンちゃんも言ってくれた。
正月料理を作るったってここでは何が作れるのか色々考えたあげくまずは、煮しめ。
日本から持ってきた干しシイタケが2袋あるから、大放出で三分の二残ってた1袋を使い切り。
同じく日本で買った乾燥ごぼう。
お友達のミータンから頂いた乾燥糸こんにゃくがあるからこれも使えるし。
この間遊びに来てくれたくりちゃんが干瓢を買って来てくれたのでそれも入れちゃって、あとは鶏肉と人参はアメリカ産。普通にマーケットで買う鶏肉って日本のと違って何か軟らかい!
包丁で切らなくてもスルって手で割けちゃうくらい。でも、オーガニックのは違う。
抗生物質とか、GMOコーンとか使ってないから身がしっかりしてておいしい。だからちょっと高くてもこっちを買っちゃいます。そんな材料で出来たのがこれ。もうちょっと味が濃くてもよかったかも。
それからサトレペパパ大好きな栗きんとん。
でも、栗の甘露煮はないので芋きんとん。
日本と同じさつもいもは手にはいらずなので、Yamを使いました。Yamはオレンジ色でさつまいもよりも水分が多いからちょっと腰がない感じ。
だけど、サトレペパパは喜んで食べてくれましたよ。写真は取り忘れました
大根も’Daikon'って言って白いゴボウかと思うくらいの細い大根をスーパーで見た事あるからそれで紅白のなますを作ろうかと・・・。
ところが、サトレペパパ、スーパーに”Daikon”がなかったので、ラディッシュを沢山購入。
確かに”ラディッシュ”は大根ではあるけれど、私が欲しかったのは白くて長いやつ。
とは、言っても折角なので、ラディッシュを甘酢で味付けしました。
ラディッシュ自体が切ると赤と白になるので、あえて人参は入れなくてもよかったかも・・・と言う感想。
これも写真撮り忘れました
大根はお雑煮の具にも使おうと思ってたのに、ラディッシュじゃねぇ・・・・と思いつつお雑煮にも使いました。
実家の雑煮は角切り焼き餅、大根、人参、高野豆腐を入れて湯がいたささみと小松菜、またはホウレンソウを乗っけてた。祖父の故郷山口県の家のお雑煮らしい。
あと、松風焼きと豆腐で作る伊達巻。
伊達巻ははんぺんで作るんじゃなくて白身魚やエビで作る本当の伊達巻が好きなんだけどね。かと言ってはんぺんは売ってないし。そんな時に、あるサイトで見つけたお豆腐で作る伊達巻。
ところが突然ネットが使えなくなり、この2品は結局元旦には間に合いませんでした。
2日に伊達巻を作ってみましたが・・・・作り方の通りにやったんだけど、見た目は卵焼き、味ははんぺんの伊達巻っぽいような、かまぼこっぽいような・・・。
ま、伊達巻と思わなければこう言う1品として食べられるかもしれないけど、私の食べたかったのとはちょっと違いすぎだったかも。
もち米があれば、アメリカ製のホームベーカリーでもお餅が作れるんじゃないかと思って探したのだけど、もち米は見つからなかった・・・
角切りの切り餅も売ってないし、じゃ、どうしようかと考えて作ったのがこれ。焼き団子を作ったのを思い出して、上新粉に白玉粉を混ぜて作ってみました。お餅のような伸びはないけれど、蒸してからよくこねたので歯ごたえはバッチリです
しかし、なかなか手に入らない白玉粉と上新粉なのであまり沢山作る事は出来ず、お友達のミーコちゃんから頂いた栗おこわを添えました。栗の入ってない芋きんとんだけど、おこわに入っているからいいかな?とも思って。
全部揃ったのがこれ。
題して
なんちゃって雑煮とおせち料理
ちょっと寂しいけれど、サトレペパパは思いがけないお正月に喜んで食べてくれました。
ワンコ用おやつがなくなったのでクッキーも作っちゃいました。
去年たまたま見つけて買ったクッキーの抜き型を試すのもいいかな、と思って使ってみました。生地は小麦粉ときな粉、卵にはちみつ、ミルク。ほんのり甘くて人間も食べられます。馬の顔を書いたのはキャロブです。絞り袋も口金もないので、パラフィン紙を使って描こうと思ったら口の所をしっかり作ってなかったので絞ったら、ブチョッとキャロブが飛びだして上手く描けず。
牧場育ちのサトレペパパは後でクッキーに描かれたのを見て大笑いです。
「鼻はこんなとこについてない。それとも口?」
「目がちっちゃすぎる」
って言われたってキャロブがダラダラ出てきそうだったから急いで描いたんだもん
この後で、人間用にバターたっぷりのサクサククッキーも作りました。レモンとジンジャーのクッキー
オーガニックレモンの皮のすりおろしたのとジンジャーをちょっとすりおろしたのが入っていて、なかなかおいしいんです。サトレペパパがかなり好きみたいで、年末に作ったのをあっと言う間に食べてしまいました。
だから、今回はしまってあります。
いつになく台所にたちっぱなしの年末年始でしたけど、喜んで食べてくれる人(犬も)がいるって作りがいありますよね。
2015年の
”なぁんちゃってお正月”
でした。
こちらに来てから気づけばもう3回目の年末年始なんですねぇ・・・・。
気持ちにゆとりが出来たのか、クリスマスイベントが終わって思い立ったのが、
”アメリカでお正月”
アメリカの年末は、家族とと言うよりはみんなバーとかに出かけて友人達と盛り上がって新年を迎える、と言う、日本のクリスマスのような感じです。
移住してから2年間は色々な新しい事にびっくりや、がっくりや、でお正月なんて考えてなかったけど、今回はせっかくサトレペパパが和風の門を建てたし、3月の一時帰国で日本から持ってきた多少の日本食材もあったし、重箱は持って来てたし、使わない手はないと思って急きょバタバタ始めました。
まず、外回り。
玄関になってるドアには渡米の際に持ってきたお飾りで毎年同じ物。
門にを飾りたい所だけど残念ながらこの辺には松は一杯生えてても門松になるような太い竹はないのです。仕方ないので、日本の松飾りの形に近い松の枝を探したけど、無理だよね。
だって、ここらの松は日本のと違って針葉が長くて隙間が結構あるから横に広がってるんです。
なるべく若いしまった感じのを探したけど結局これ。
松だけだとなぁんかしまりがないので、紙垂(四手)を作ってくっつけたらそれらしいってこの写真を見た友人のタコロンちゃんも言ってくれた。
正月料理を作るったってここでは何が作れるのか色々考えたあげくまずは、煮しめ。
日本から持ってきた干しシイタケが2袋あるから、大放出で三分の二残ってた1袋を使い切り。
同じく日本で買った乾燥ごぼう。
お友達のミータンから頂いた乾燥糸こんにゃくがあるからこれも使えるし。
この間遊びに来てくれたくりちゃんが干瓢を買って来てくれたのでそれも入れちゃって、あとは鶏肉と人参はアメリカ産。普通にマーケットで買う鶏肉って日本のと違って何か軟らかい!
包丁で切らなくてもスルって手で割けちゃうくらい。でも、オーガニックのは違う。
抗生物質とか、GMOコーンとか使ってないから身がしっかりしてておいしい。だからちょっと高くてもこっちを買っちゃいます。そんな材料で出来たのがこれ。もうちょっと味が濃くてもよかったかも。
それからサトレペパパ大好きな栗きんとん。
でも、栗の甘露煮はないので芋きんとん。
日本と同じさつもいもは手にはいらずなので、Yamを使いました。Yamはオレンジ色でさつまいもよりも水分が多いからちょっと腰がない感じ。
だけど、サトレペパパは喜んで食べてくれましたよ。写真は取り忘れました
大根も’Daikon'って言って白いゴボウかと思うくらいの細い大根をスーパーで見た事あるからそれで紅白のなますを作ろうかと・・・。
ところが、サトレペパパ、スーパーに”Daikon”がなかったので、ラディッシュを沢山購入。
確かに”ラディッシュ”は大根ではあるけれど、私が欲しかったのは白くて長いやつ。
とは、言っても折角なので、ラディッシュを甘酢で味付けしました。
ラディッシュ自体が切ると赤と白になるので、あえて人参は入れなくてもよかったかも・・・と言う感想。
これも写真撮り忘れました
大根はお雑煮の具にも使おうと思ってたのに、ラディッシュじゃねぇ・・・・と思いつつお雑煮にも使いました。
実家の雑煮は角切り焼き餅、大根、人参、高野豆腐を入れて湯がいたささみと小松菜、またはホウレンソウを乗っけてた。祖父の故郷山口県の家のお雑煮らしい。
あと、松風焼きと豆腐で作る伊達巻。
伊達巻ははんぺんで作るんじゃなくて白身魚やエビで作る本当の伊達巻が好きなんだけどね。かと言ってはんぺんは売ってないし。そんな時に、あるサイトで見つけたお豆腐で作る伊達巻。
ところが突然ネットが使えなくなり、この2品は結局元旦には間に合いませんでした。
2日に伊達巻を作ってみましたが・・・・作り方の通りにやったんだけど、見た目は卵焼き、味ははんぺんの伊達巻っぽいような、かまぼこっぽいような・・・。
ま、伊達巻と思わなければこう言う1品として食べられるかもしれないけど、私の食べたかったのとはちょっと違いすぎだったかも。
もち米があれば、アメリカ製のホームベーカリーでもお餅が作れるんじゃないかと思って探したのだけど、もち米は見つからなかった・・・
角切りの切り餅も売ってないし、じゃ、どうしようかと考えて作ったのがこれ。焼き団子を作ったのを思い出して、上新粉に白玉粉を混ぜて作ってみました。お餅のような伸びはないけれど、蒸してからよくこねたので歯ごたえはバッチリです
しかし、なかなか手に入らない白玉粉と上新粉なのであまり沢山作る事は出来ず、お友達のミーコちゃんから頂いた栗おこわを添えました。栗の入ってない芋きんとんだけど、おこわに入っているからいいかな?とも思って。
全部揃ったのがこれ。
題して
なんちゃって雑煮とおせち料理
ちょっと寂しいけれど、サトレペパパは思いがけないお正月に喜んで食べてくれました。
ワンコ用おやつがなくなったのでクッキーも作っちゃいました。
去年たまたま見つけて買ったクッキーの抜き型を試すのもいいかな、と思って使ってみました。生地は小麦粉ときな粉、卵にはちみつ、ミルク。ほんのり甘くて人間も食べられます。馬の顔を書いたのはキャロブです。絞り袋も口金もないので、パラフィン紙を使って描こうと思ったら口の所をしっかり作ってなかったので絞ったら、ブチョッとキャロブが飛びだして上手く描けず。
牧場育ちのサトレペパパは後でクッキーに描かれたのを見て大笑いです。
「鼻はこんなとこについてない。それとも口?」
「目がちっちゃすぎる」
って言われたってキャロブがダラダラ出てきそうだったから急いで描いたんだもん
この後で、人間用にバターたっぷりのサクサククッキーも作りました。レモンとジンジャーのクッキー
オーガニックレモンの皮のすりおろしたのとジンジャーをちょっとすりおろしたのが入っていて、なかなかおいしいんです。サトレペパパがかなり好きみたいで、年末に作ったのをあっと言う間に食べてしまいました。
だから、今回はしまってあります。
いつになく台所にたちっぱなしの年末年始でしたけど、喜んで食べてくれる人(犬も)がいるって作りがいありますよね。
2015年の
”なぁんちゃってお正月”
でした。