Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

ペーハの事情

2014-01-20 23:49:14 | 犬・猫・犬友・動物たち
11月18日、ペーハは1歳になりました。
カンガル犬クラブの説明によれば、1歳から1歳半くらいに去勢をするように書いてあったので、12月にしようと思っていたら予約が一杯だとかで結局1月15日になってしまいました。

の避妊・去勢についてはアメリカでは多くの獣医師が推奨しています。
を飼っている方なら何故するか・・・と言うのはおわかりだと思いますが、所謂犬の成人病のようなものにかかりにくくなる、とか性格が丸くなる・・・とか。確かにオス犬の場合はそう言う利点もあるでしょうが、メスの場合は逆に性格がきつくなる場合もあるとかもききます。ま、うちのサトリとレイラを見てると、確かに避妊をしたからって性格が丸くなったとは思えない向きはあります。
手術の時期も、国や獣医によってはまちまちで、アメリカなどは早期にやった方がいいと言う話もあったようですが、最近はあまり早くするとのちに問題が出る、と言うように変わって来ているみたいです。

友人の話では、スウェーデンは避妊・去勢をしないのが一般的だそうで・・・・。
(手術をしないと)自分の犬をコントロール出来ないのは飼い主に問題がある
とか
手術をしないで病気になったならそれはそれで、獣医たちが色々な統計を出せるわけでプラスの結果になる。
と言う理由だそうで。
私にしてみたら、何か
モルモットじゃないんだぞ
って言いたくなるような理屈ですが・・・。
まぁ、スウェーデンがそう言う考えで色々な統計を取ってくれているのなら、スウェーデンの犬猫たちには申し訳ないけれど、これからの彼らの後輩たちの為に役立ってくれてると言う事でもあるのでしょうか?

最近、アメリカでは、グルコン酸亜鉛を使った去勢方法を試験中らしいです。
グルコン酸亜鉛は添加物にも使われているものでそれほど危険なものではないらしいけれど、それを直接睾丸に注入すると日を追って睾丸が小さくなり、役に立たなくなる?らしい。
注射をするだけなので、麻酔も手術もいらず年を取ってから去勢をしなくてはならなくなった犬たちには朗報かもしれない。
ペーハの手術をしてくれた先生にも聞いてみましたが、まだ試験的なものだから、先生の知ってる限り、その方法で去勢をした犬はいない、と言ってました。

さて、長くなりましたが、ペーハは勿論普通に手術。
朝、8:00までにへ行くと言う事で、サトレペパパも早起きをしました。
アメリカの獣医さんって早起きなんですねぇ。
この日は、実はレイラも行きました。と、言うのも右の狼爪がカールしてしまって鋏で切れなくなってしまったんです。
左はそんな事ないのに、右の方が伸びるのが早いのか?

ペーハは久しぶりの外出にウハウハで、病院の前で車から降りると、もう臭い嗅ぎスタート・・・・。
いつもオフリードでいるので、ちゃんとした歩き方を知らない
引っ張る引っ張る!!
病院のドアを開けた途端、いかつい顔のロットワイラーがペーハの真正面に走って来て、ロットの飼い主さんらしき女性が引っ張り倒されてました。
男の子vs.男の子・・・・
でも、ペーハが無邪気に尻尾を振って挨拶したせいか、何事も起こらずそのままロットは病室に引っ張って連れて行かれました。

サトレペパパが書類にサインをしている間、ペーハはあっち臭い嗅いだり、こっち行ったり、座ったり、伏せてたり・・・今度は落ち着かない様子。この病院は前に一度来ただけなんだけど、やっぱり何となく病院の居心地悪さがわかるのかな?


レイラは、もう入った途端から雰囲気や臭いで自分が好きでない場所だと認識して、サトレペパパを不安げに見てましたが・・・・
明らかに不安感を抱いている犬を
「大丈夫よ。」
となだめすかして、撫ぜている飼い主さん多いですけど、それは犬の不安感を助長させるだけで無視をするのが一番。そうすると、
「ママが平気なんだから私も大丈夫!」と思ってくれるわけです。
人間の場合は確かに、不安を抱いている人を無視するよりは、黙って抱きしめてあげる・・・とかいいと思いますけどね。の心理は人間とは違うと言う事、認識しておかないといけないと思います。
だから、私もペーハもレイラも無視・・・。
落ち着いたな、と思った時に、「その心持ちがいいんだよ」と優しく撫ぜてあげました。

何も知らないペーハを置いて帰り、夕方はサトレペパパが迎えに行ってくれました。おっとっと、サトレペパパ・・何をチェックしてるんですかぁ?

去勢後の制約が結構ありました。

 12時間他の動物や子供から離しておく(ペンに入れてあります)
 24時間から72時間屋内の暖かな所に置いておく(リビングにいます)
 10日間、ジャンプ、走るなどのような激しい運動はさせない(リードをつけて庭に出ます)
 今夜は固いフードはあげない。水やスープは良い(チキンブロスをあげました)
 翌朝は普通のフードに戻してよい(ブロスに浸したいつものフードあげました)
 徐々に普段の生活に戻していってよい
 10日間シャンプーは避ける(特別な事がない限りシャンプーしてません)
 毎日何か手術痕に異変がないかチェックする

サトリとレイラの時こんなに言われなかったよねぇ。

そんな感じで、ペーハは術後2,3日家の中のペンで休んでました。
心なしかあまり元気もなかったような。
ペンの中に入れられっぱなしのペーハを気にしてるんだか、偶然何だか・・・・。
サトリは定位置よりもペーハに近い所で休んでました。
やっぱりそれなりに気になるんでしょうね。術後のペーハの弱いエネルギーを感じているのかもしれないですね。


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