3rd day , June 4th (the race day)
今日はいよいよIronman 70.3 Hawaiiに初チャレンジ!!
睡眠時間、、、4.5時間くらいだった。。。
ちょっと眠い???そんなことより緊張~ 隣のバイクのJaneと互いにI'm nervous と手を胸にあて深呼吸。。。そしてGood Luckと言い、互いの健闘を祈りました
本日のコースです
スイムアップ後の仕度をセット
いつも自分のバイクが見つけられないし、トランジッションの遅い私はしっかり準備しないと。。。
毎度のことながら、忘れ物がないか、バイクシューズが飛ばされちゃったりしないか超不安です だっていつも私何かしでかすんだもの。。。苦笑
でも、開き直ってもうスイムへ向かうしかありません。。。も脱ぎ捨て素足でゼッケンNOのペイントに向かいました~ My number is....1240
Swim(1.2mile/約2km)
ドキドキ ドキドキな理由。。。不安材料その2、今回Wet着用禁止です
不安材料その3、1800人?一斉スタートです
Maltaで経験した、外国人選手のスイムスタートの速さを思い出します。あとパワーあるストロークで平手打ちをくらったらこともあって、、、毎回コワーーーイ 不安材料その4
でも、抜かれる方が楽かも?と先頭集団のなるべく女性が固まっている辺りに勇気を出して身を置きました。
初めてのFloatong Start。。。。 緊張極まる時間、、、
ひゃっ スタートしちゃった
思ったとおり、ごぼう抜きされていきます~ 邪魔でごめんなさい~ でもちっちゃいから許して~(笑)
しばらくすると周りも落ち着いてきました。しかし、一つ目のブイを過ぎたころから私の足を掴んだり上に乗り上げて来る人がいます。きゃーどして足首掴んでひっぱるの??
溺れるぅううう ここで溺れたら気付いてもらえるのだろうか?不安再発
でも、いつもこういうとき、校長先生の「海の中ではどんなときも落ち着いてね。絶対大丈夫だから。。。」と海練で指導を受けたときの言葉が頭を過ぎります。。。
そして、動揺のあまりクリアな海の感動すら忘れてる私でしたが、、、、
「さっちゃん、慌てなくていいからね~」とにまるで海の底にいるかのように校長先生の優しい声が聞こえてきます ホント? だって、、、ジュゴンのような方だから、、、クスっ
必死で前に出てインコースに入り、彼女の攻撃から逃れたのでした。。。きれいな海で前の人のキックについて泳いでしまっていたのですが、、、スイムのコース取りは大差につながります。。。
「きちんと自分の目で見て方向を確認してね~」said 校長先生
あ、また聞こえた
それから赤い△ブイを目掛け、インコースを泳ぎ続けました
スイムアップ39分くらい?
その後は海水をシャワーで流し、急な坂を駆け上がってバイクトラジッションヘ
トランジッション遅いからダッシュしなきゃ~
Bike(56mile/約90km)
あ、やっぱり通り過ぎた。。。 Where is my bike? 返事して~
ヘルメットのゼッケンNOを慌てて順番に確認し、見つかりました。しっかりSPF50の日焼け止めをぬりたくってGo
バイクはマイペースに水分&補給ができるからほっとします。でも、ドルちゃんとは初レース。大丈夫かな~と思いながら他の選手と接触だけはしないよう日本と逆のルール、右側通行&左サイド追い抜きになれるように様子を見ながら走行
なんとなーく慣れて来たかな?と思ったので緩い上りで減速しながら初めてサドル後ろにセットしたドリンクホルダーからボトルをキャッチし水分補給
できたぁ
DHバーの間につけたJetボトルも今回初使用 残りの水分量を確認しながらこちらも走行しながら水を足すことができました
前評と違ってハンドルから手を離せないほどの突風Kona windがなかったので、よかったです。
このBikeコースはWorld Championshipのコースと同じ、HawiまでのKa’ahumaru Highway半分を上り、折り返してスイムスタート地点を通過~ホテルのあるMauna Laniへ向かいます。
「行きは15km/hくらいしかでないこともあるけど、帰りは勝手に進むくらいになるから(笑)」とアドバイスをくれたMaystormのO氏の言葉を思い出しながら、早く折り返したいな と必死のペダリング
外国人選手は手足も長いし女性でも颯爽に抜いていきます~ U-----m 全く追いつけない、、、、途中、パンクしたのか路肩でホイールと奮闘中だったKさんも軽々私を抜いて行きました。そして周りは同じレベルなのかずっと抜きつ抜かれつを繰り返すメンバーで揃います
後半の下りに備え、補給食を平らげます そのお弁当BOXの中に入れた2つエアーボンベがカタカタカタカタぶつかって音が鳴り続けます。何だか心配になります。。。爆発しない?Bomb とバイクごと吹き飛ばされたりしたら。。。。 慌てて補給食のゼリーを間に挟み当たらないようにします。
そしていよいよ赤い△ポールが見え、Uターン
ギアチェンジひゃーーっホントだ 回った瞬間から50km/hが軽々出ます~
ここで挽回するかな?と加減しないで猛スピード出しちゃいます~ 気持ちいいーーーー 私、ずっと追い越し走行してませんか????
ドルちゃん絶好調 途中UpDownもありますが、TTバイクの力を発揮させてあげなくっちゃ、、、と限界スピードで頑張ります
しかし後半は35km/hが精一杯
スタート地点のMaunakea Hotel前を過ぎた辺り(約ゴール10km手前)から、猛スピードで抜いていく選手が増えます。なるべく引き離されないようにくっついて行きました。
Mauna Lani Resort 敷地内に入ると
「good job good job」と沿道から拍手と声援が、、、、あともう少しっ
Run(13.1mile/約21km)
やったぁ、ゴーール Bike終了
大会サポートはしっかりしていて、バイクはスタッフが預かってくれ、そのままゼッケンNOごとに分けられた自分のRun Gearの荷物がある場所に誘導されました。
毎度のことながらハムストがピキピキ
ストレッチしながらゆっくりランシューズに履き替え、小腹がすいたのでPowerbarを持ってスタート
ランコースはホテルのゴルフ場を周遊するコースです。芝生だから滑らないシューズ&負荷も少ないので軽いシューズでOK と今回はBrooksのT6レーサーをチョイス
素足で履いてさらに軽量!10km以上走ったことがないシューズだけど、まぁいけるかな???と期待しながら走ります
青い空と果てしなく続いたグレーのハイウェイと打って変わり、きれいなグリーンの緑と高級クラブハウスといったリゾート地ならではのLandscapeが目の前に広がります
Uxmmmmmmmm~このグリーンの香り、最高
日本でこんな高級ゴルフコースをゴルフ以外のために走らせてくれるところなんてあるのかしら???さすがハワイだぁ・・・・なんてことを考えながらPowerbarをパクパク
後ろから「Hey」 あ、Kさん何で後ろにいるのまさか2回もパンクしたのかしら
よく分からないまま を発見し、しばし休憩~とお別れ ついでにしっかりストレッチ エネルギー補給もできたし さぁ、行くぞ とエンジンをかけました
あれ?いつになくラン調子いいかも~
快調に走れる~ 嬉しい~ いつもこのBike後のランで苦しんでいたのにやっと慣れて来たのかしら?単に調子がいいだけ?
どうでもいいけど最高に気持ちがいいーーーっと走っていると
「Keep SmileKeep Smille」と声が掛かります
うん、これは本当にニコニコ顔で走っちゃうぞ
ランコースはゴルフ場敷地内ということもあって、応援の方が多く生バンドやダンスパフォーマンスもありました
「Yeahhhhhhhhhh Good job」と男性が声を掛けてきて、思わずニカっとペコちゃんSmileで返したところ、
「You're fantastic Smiling Yeahhhhhhhhhh」 と絶賛+拍手
えっ?!そんなに喜んでくれるなんて・・・私も嬉しい
笑顔で走るってこんなに気持ちよかったかしら??? モチベーションも維持できるのであれば笑顔で走るにこしたことない。。。。と、そのままKeep on smiling~
お陰で結構ごぼう抜きです~ 何人抜いたか分かりませんがほとんど抜かれることがないくらい快調な走りでした
初めの長い折り返しでSunnyのMさん、Kさん、Cさん、Athloniaメンバーの数人、Wさんの面々、対面コースが途切れるところでMちゃんともすれ違いました
ん?!私、結構いいタイム?怖くて時計は見れないけど、もしかしたら6時間ゴールってできちゃうのかしら?Heiz と Breadyに会いたい~っ 頑張ろう
そして長い折り返しで先を走っていたFさん、そしてKさんに追いつきました
何だか3人が揃うと走りづらい・・・Fさんはその後ずっと私の後を付いてきます。自分のピッチが乱れるのが嫌なので、早く抜いてくれないかしら???と思いながらのラン
グリーン脇には溶岩もあって走っていると結構熱く、こまめな水分補給とスポンジを常に2つもらい体を冷やします
快調ではあったもののキョリ表示がないので、ペース配分が不安になってきました
飛ばしてきたけど、一応病み上がりです
こんなところで倒れたくはない、、、と何とかゴールまで持ってね~と余力を残すように走ります
無理やり作ったのかコースはかなりクルクルしていて目が回るくらいに走らされた感じです。
まーーーだーーーーと思っていたら、やっとこ残り2Mileのサイン。
よし!Fさんに「先に行って下さい!」と言って先に行ってもらいました。あと少しだぁ~
あれ?!Kさん、さっき抜いたのに???もう追いかけっこしているみたい。Breadyが話していた花のGoal Gateが見えてきます!わーーーい ラストスパートし、Gooooaaaal
やったぁ 5時間48分?6時間切れてました
↓ハワイらしいGoal Gate
しかし、Fさん&Kさんと握手し、互いの健闘を喜び合おうとした束の間、、、足元フラついた私をゲートで待ち受けたスタッフが見逃さず救護に連れて行こうとします。
「I'm OK」
「No! You're not OK」
そんなことを繰り返し言いながら脈を取るからとベッドに横にさせられてしまいました
しばらく横になり、HeizとBreadyのことを思い出し、時計を見ると6時間が少し過ぎたくらい。まだ、ゴール付近にいるかも!っとゴール付近に探しに行きました。でも見つからず、、、クラクラ??
今度は自ら救護に戻ってしまいました
「You should take a rest」 あ、怒られた
そこら中冷やされたけど、次第に部屋でゆっくり休みたくなり、、、
「May I go?」 「Are you sure??」
部屋の鍵がBikeギアの中なので、BikeとギアだけPickupし、部屋に戻りました。
↓無事帰還ホテルの人が撮ってくれました
ホテルのスタッフがアイスを持ってきてくれ、ベッドで横になりながら今回のレースの充実感が込み上げてきました
私、今回結構がんばったよね。。。久しぶりに自分を褒めたくなるレースでした
お天気だけでなく一時は無理かと思った体のコンディションもよかった
美しい島の自然の中、温かい声援を受けながら約6時間、ずっと気持ちよく駆け抜けることができた
シアワセだなぁ・・・好きなことをしてこの充実感
HeizとBreadyのお陰かな?彼らが天使のように思えてきました
少し休んで、仲間のゴールも見届けなきゃ M子さんのゴールに間に合うかもっと慌てて着替え、会場に戻りました。ゴール近くのテントでM子さんのゴールを確認していると本人目の前に登場~よかった
そして振り返ると、、、あれ???みんないる。 どうしてさっきは見つけられなかったのかしら?
取り合えず、記念撮影に間に合いパチリ
全員揃ってないけど~
レースは大満足だけど完走の喜びはリアルタイムに仲間と喜びたかったなぁ・・・・
それだけがちょっぴり残念でした。。。
会場から部屋に戻るとき、Breadyには会えませんでしたが、プールサイドで遊ぶHeizに会えました。
「How was your race?」
「I did!! It was approx. 5hrs 50」
「You're great!!」
最高の一日が終わります
本日のSunset