高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

サウンド・ブーケ in ムシカ

2014年04月28日 | コンサート

 

 

 昨日、南区の音楽茶房「ムシカ」にて、知り合いの企画するアットホームなコンサートが開かれました。出演者は高校生から?十代まで、経歴も大人になって楽器を始めた方から専門的に勉強された方まで、じつにさまざまな方が参加されました。楽器もピアノ、ヴァイオリン、チェロ、弦楽四重奏とヴァラエティにとんでいていましたが、みなさんに共通していることは、音楽が大好き!ということでしょうか。
 ムシカで開かれるこのおもしろいコンサートには、私も1回目から参加させていただいています。何を演奏してもいいので、失敗を恐れず、日頃はやれないような曲にチャレンジすることができますし、お客様のことなど全く考えずに自分の好きな曲を演奏できるという、非常にわがままなコンサートなのです。おかげで、昨年は苦手なベートーヴェンのバリエーションを演奏することができましたし、今年は、おそらく誰も聴いたことがないであろうパルムグレンの「月の光」を演奏することができました。この曲は以前ブログでも紹介しましたが、10年以上前からずっと弾きたかった曲で、昨年やっと楽譜を手に入れることができたという、私の大好きな曲です。フィンランドの雪に覆われた森に降り注ぐ、冷たい月の光を表現しているような曲です(私の勝手な解釈です)。パルムグレンはフィンランドの作曲家で、ピアニストでもあり、ピアノ曲をたくさん作曲していることから、「北欧のショパン」とも呼ばれるそうです。「月の光」は3分ほどの短い曲なので、今年はもう1曲、シベリウスの「ロマンス」を演奏しました。シベリウスのピアノ曲はシンプルで音が少なく、だからこそ難しいという曲と、オーケストラをおもわせるような華やかな曲がありますが、昨日演奏した「ロマンス」は後者のタイプで、はなやかで響きの美しい曲です。
 「月の光」と「ロマンス」はピアノソロですが、毎年デュオ・ピカリーナでオカリナも演奏しています。今年は沖縄のうた「童神」(わらびがみ)を演奏しました。これも私の大好きな曲で、昨年は何度もコンサートで吹かせていただいた曲ですが、何度吹いても素敵な曲で、吹けば吹くほど好きになる曲です。
 約3時間という長い時間でしたが、あっという間に終わってしまったと思うほど、楽しい楽しいコンサートでした。企画してくださったAさん、楽しい時間をありがとうございました。
 
 
 

コメント (2)
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