リチャード・クレイダーマンの「星のセレナーデ」をご存知ですか?リチャード・クレイダーマンといえば「渚のアデリーヌ」を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。とは言っても今の若い方はご存知ないかもしれませんね。私がたぶん中学生か高校生ぐらいの時にとってもはやりました。ピアノの生徒さんIさんはご自分が小学生の時に流行っていて、ピアノの上手な子が教室でいつも弾いていたのを覚えているそうです。その当時、教室に置いていたのは足踏みオルガンで、いつも足踏みの板を交代で踏む役をしていたそうです。
今年7月に開いたピアノの生徒さんの発表会で、高校生の生徒さんがお母さんと親子連弾に挑戦してくれました。お母さんは「ピアノは小学校3年生以来」と言われていましたが、快く引き受けてくださり、親子で「渚のアデリーヌ」を演奏されました。その演奏を聴いたIさんは小学生の頃を思い出し、「この曲を弾いてみたい!」と思われたそうです。あいにく私が持っている楽譜には「渚のアデリーヌ」は入っていなかったので、友達に聞いてみたところ「持ってるよ!」の快い返事。さっそく借してもらいました。
ところで、私は「渚のアデリーヌ」の楽譜を持っていると思っていたのですが、20年ぶりぐらいにリチャード・クレイダーマンの曲集を開いてみたら、入っていなかったのです。それで思い出したのですが、私は「星のセレナーデ」という曲が大好きで、「渚のアデリーヌ」の入った曲集と「星のセレナーデ」の入った曲集とどちらを買おうか迷って、大好きな曲が入った方を買ったのでした。友だちの結婚式で新郎新婦入場のBGMとして演奏したこともありました。軽やかで可愛らしい曲なので、聴いてみてください。
横須賀三笠公園(2) 星のセレナーデ