高須台 渡辺 ピアノ/オカリナ教室

大人から子どもまで楽しく

海を渡る被爆ピアノ

2015年11月21日 | 本の紹介

 

「海を渡る被爆ピアノ」

矢川光則 著

講談社

 広島に住んでいらっしゃる方は、調律師の矢川光則さんをご存知の方は多いかと思います。原爆で被爆したピアノを演奏ができるように調整し、被爆ピアノによるコンサートなどを企画されている方です。もともとは弾かれなくなったピアノを修理して、国内外の病院や施設などに寄贈する活動をされていた矢川さんが、被爆ピアノと出会い、修理をしてコンサートを企画するようになったいきさつや、コンサートで出会った人々のことなどが詳しく記されています。高学年の子どもたち向けに書かれているめ、とてもわかりやすい言葉で丁寧に記されています。高学年むけとはいえ、内容は大人がよんでも興味深いものでした。

 

「ヒロシマのピアノ」

指田和子 文

坪谷令子 絵

文研出版

  この絵本は矢川さんが出会った被爆ピアノを主人公としたお話しです。ピアノが女の子の家へやってきた時からはじまり、被爆してから長い年月が経った後、矢川さんの手で修理され、平和を願うコンサートで演奏されるようになるまでが描かれています。

 どちらも広島市立図書館にありますので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする