「スラムにひびくバイオリン」
ゴミを楽器に変えたリサイクルオーケストラ
スーザン・フッド 作
サリー・ワーン・コンポート 絵
中家多恵子 訳
汐文社
パラグアイのカテウラという街のスラム街にすむ子どもたちに、楽器を教え、それがオーケストラへと発展していく様子をわかりやすい言葉と絵で表した絵本です。子どもたちが演奏しているのは、ゴミを材料にして作った楽器ですが、動画などで聴いてみると、なかなか良い音がするようです。缶とフォークと木枠の箱の板で作ったバイオリン、雨樋でできたサックス、水道管のフルートなど、高価な楽器でなくても音楽はできるんだということを、私たちに思い出させてくれます。
子どもたちがトラブルに巻き込まれないように、との思いからはじまった音楽教室は、やがて大きなオーケストラへと発展し、子どもたちが自分に自信を持って生きるという力へと繋がっていきます。音楽って素晴らしい!