アンサンブルをかしのメンバー中原さんが、中区のレストラン「一楽章f未完成」にて「オカリナモーニングコンサート」を開催されました。お正月あけの晴れやかな気分が残るなか、午前中からケーキセットをいただきながら、オカリナの音色を楽しむという贅沢な時間を過ごさせていただきました。
中原さんの軽快な「ユモレスク」などソロ演奏に続き、北京から来日されたLiu Jingyaさんのソロでは、中国に古くから伝わる歌など、いつもはあまり耳にしないような曲が多く、Xun(しゅん)というまるっこい縦笛を演奏されたり、オカリナで馬の鳴き声を真似たり、興味深いことがたくさんのプログラムでした。中原さんとのデュオでは、昔からデュオを組んでいるのではと思わせるほど、息のあった美しい演奏を聴かせてくださいました。そして、このコンサートのほとんどの曲をささえたピアニストの梶矢さんは、アンサンブルの経験が豊富な方なのでしょう。ピアノが目立つのでもなく、引っ込むのでもなく、ごく自然に聴こえるというのはさすがだなぁ、と思いました。
お昼は中原さん、Jingyaさん、梶矢さんの3人を囲んで、レストランのカレーをいただきながらいろいろなお話しをさせていただき、楽しいひと時でした。