「広島の街を音楽でいっぱいに・・・ 威風堂々クラシックin Hiroshima」が11月30日、12月1日の2日間開催されました。広島出身の指揮者、大植英次さんのプロデュースのもと、広島市のさまざまな場所で、2日間で11公演が開催されました。
私は昨日の16:30からリーガロイヤルホテル広島1階チャペル・リュヴェールにて開催された、チェロ(秋津智承さん)とピアノ(尾崎有飛さん)のコンサートへ行きました。座席は早いうちからいっぱいになっていたようで、横の絨毯に体育座りをして(前から2番目!)、お尻が痛いのを我慢しながら聴きました。小さいお子さんをお膝に乗せて聴いているご夫婦や、ご主人の体を気遣いないがら座っているご夫婦など、いろいろな方がおられ、家族で楽しめるコンサートという感じがしました。ファミリー向けのコンサートというわけではないので、プログラムはブラームスのチェロソナタなど、聴きごたえのある内容でした。
ガラス張りのチャペルから見える木々か美しく、ドヴォルザークの「静かな森op68 no5」を演奏する頃には、薄暗い空に影絵のような黒い木々が浮き上がって、まるで外は静かな森がどこまでも広がっているかのように見えました。素晴らしい選曲!「お尻が痛くても聴いて良かった!」と思える1時間でした。
「威風堂々クラシック」は毎年この時期に開催されているそうです。今年行けなかった方はげひ来年!