瀧廉太郎作曲の「荒城の月」ばかり20曲。さまざまな楽器による、さまざまなアレンジでの演奏を収録したCDです。2003年に瀧廉太郎没後100年を記念して作られたもので、「彼の代表作でありかつ日本をも代表する名歌として親しまれている「荒城の月」の100余年の歴史を音で辿る」という企画のもとに作られたそうです。1番古い録音は、1925年の藤原義江(テノール)、ロイ・シールズ(ピアノ)の演奏です。今から約100年前の録音です!どのアレンジも味わい深くておもしろかったのですが、特にいいなぁと思ったのは、斎藤寿孝(ハーモニカ)による「荒城の月〜幻想的変奏曲」(佐藤秀廊編曲)と、ジャン・ピエール・ランパル(フルート)とリリー・ラスキーヌ(ハープ)による「荒城の月」(矢代秋雄編曲)でした。
瀧廉太郎は、大分出身の私にとっては子どもの頃から親しんでいた作曲家であり、「荒城の月」「花」の他にも好きな曲があります。今年は瀧廉太郎の歌をオカリナで吹いてみようと思っている今日この頃です。
スイーツ好きの私は、廉太郎ゆかりの地大分県竹田市の銘菓「荒城の月」も大好きです。月のようなおまんじゅうで、お茶に良くあいますよ。