フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

ファンレター

2006-01-16 21:24:57 | フリーテーマ

 昨日、狼を見たらファンレターに関するスレが立っていた。ファンレターに関するスレは時々立つ。そして、いつも大体の内容は「返事というものは果たして貰えるものなのか?」という点に話題が集約される。
 実際のところ、返事というものは貰えるものなのか?ハロプロメンバーには、ファンレターを書いた事はないけれど、自分の過去の経験などを少し書いてみます。

 私が初めてファンレターを書いた相手は、CoCo(というアイドルグループがかつてあった)の宮前真樹さんだった。誕生日プレゼントと一緒に手紙を添えた。内容は「いつも、テレビやライブで応援しています」という他愛のないものだったと思う。そして、そんな文章に胸打たれなかったのか、忙しくて書けなかったのか、定かではないけれど、返事は来なかった。
 その手紙を書いた約二ヶ月後に、CoCoの羽田惠理香さんに誕生日プレゼントと手紙を添えた。またしても返事は来なかった。CoCoはアイドル冬の時代に於いても、CDがベスト10入りするほどの人気を誇っていたから、返事を書く暇がなかったのだろうと前向きに捉えた。

 その翌年くらいに、東京パフォーマンス・ドール(TPD)の穴井夕子さんに、ステージの感想を書いたフリーペーパーを送った。当時、私のまわりではTPDのミニコミやペーパーを書く人が何人かおり、それに影響された格好だった。良い部分と悪い部分の感想を織り交ぜて書いたのが良かったのか、少し経って穴井さんからお礼の葉書が届いた。修学旅行先から書いたとかで、沖縄の絵葉書だった。
 穴井さんは、その後自らも手書きのペーパーを作成して、ファンレターを書いてくれたファンに無料で送ってくれた。多分、自分のようなファンが少なからずいて、影響されて始めたのではないかと思った。穴井さんもペーパー作りを楽しんでいたようだった。

 TPDが人気上昇とともにアイドル色を強めていった頃、私は「南青山少女歌劇団」の舞台に惹かれていった。東の宝塚を目指すという目標のもと、現在も活動を続けている歌劇団だ。
 ある年の夏公演、その公演で自身初の主役を射止めた子に花束を渡した。ハロプロ系のミュージカルだと、ストーリーが終わるとライブショーになってしまうが、ミュージカルには、カーテンコールというものがある。その時に、舞台前まで行き花束を出演者に直接渡す事が出来る。私は、それまで主人公の敵役ばかり演じてきて、今回の公演で初めて主役を務めた駒崎香織さんに、花束と今回の舞台の感想を書いた手紙を添えて渡した。
 後日、一枚の手紙が届いた。駒崎さんからのお礼の手紙だった。感想や応援が、日頃の稽古への励みになる!という事が綴られていた。私は嬉しくなり、その後何度か駒崎さんに手紙を書いた。確か、その後も年賀状などの返事が届いたと記憶している。

 当時、私は山手線沿線の某所で働いていた。勤務先の近くに芸能人も通う有名な女子校があった。ある日、最寄り駅の駅前の本屋さんの前で駒崎さんを見かけた。駒崎さんがその学校に通っている事は勿論知らない。友人と一緒に歩いていた駒崎さんと一瞬目が合った。同時に驚いた表情を一瞬彼女は見せた。時間にしてほんの数秒の出来事だったけど、驚きと笑顔の入り交じった彼女の表情は今でも忘れない。

 駒崎さんに書いた数通の手紙を最後に、ファンレターというものは書いていない。ハロプロメンバーくらいの有名人だと、なかなか返事も来ないのかな…などと考えたりしながらも、なかなか筆が進まない日々である。

 今日のBGM  シャボンのため息 / 宮前真樹 (お誕生日おめでとうございます)
 

コメント (7)
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