フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

Berryz工房 ファンの集い2009東京公演レポート

2009-06-01 21:13:47 | ライブ!2009

 昨日は、中野サンプラザで行われたファンクラブ会員イベントであるBerryz工房のファンの集いに行ってきました。これは無料イベントではなく、チケット代4000円を払い、入場の際にはファンクラブ会員証と写真付き身分証明書が必要になるというイベントです。
 ファンクラブから届いたチケットは二階の二列。しかも、当初予定されていた握手会は新型インフルエンザの影響で中止になるなど、観に行く前から色々気勢を削がれるような感じがありましたが、Berryz工房のイベントに参加するのは初めてなのでワクワクしながら会場に向かいました。

 会場で本日一緒に観覧するside_B管理人さんと待ち合わせ。ベリ現場にしては珍しく短いグッズ列に苦笑いしながら入場となりました。
 グッズを買うには本日のチケットが必要。入場の際にはファンクラブ会員証と写真付き身分証明書とチケットが送られてきた青封筒を見せなくてはならず、更には荷物検査だけでなくボディチェックまであるなど、通常のコンサートとは違った厳重チェック。
 そこにプラスして客席入口横には消毒用アルコールが置かれ、両手をこれで消毒しろとの注意書き。「握手ないのに手を消毒するのか!」と驚いてしまいますが、これは新型インフルエンザ対策のようです。決してヲタは身を清めてから入場しろ!という訳ではありません(苦笑)。
 BGMにひたすら「青春バスガイド」がリピートされる会場(最後の方は他の曲も流れた)。開演時間を10分ほど過ぎて照明が落ちてイベントスタート。

 最初はトーク辺りから始まるのだろうと、サイリウムも出さずにノンビリしていたら、いきなり歌のコーナーから始まりました(笑)。

 セットリスト
1. Berry Fields
2. ライバル
3. 付き合ってるのに片思い
4. 青春バスガイド
5. ダーリン I LOVE YOU

 懐かしの曲から新曲まで。メンバーはノビノビ歌い、ヲタはノビノビと振りコピ。って、発売前の新曲をバッチリ踊れるヲタ多数。私は、振りコピはほどほどにベリメン達の揃ったダンスを二階から観ながら、黒ジャケットに青のラメを下にまとった雅ちゃんを見つめていました。雅ちゃんは脚が綺麗だなと。
 よく見るとメンバーみんな、足を出している衣装でした。

 ライブが絵わり、メンバーが手を振りながら舞台袖に消えると、終了を告げるアナウンスが流れ始めました。いくらなんでも早すぎです。無料イベントならともかく、有料イベントで歌を5曲歌って終わりとかある筈がない。
 しかし、釣られて帰ってしまった人がいたらしい! ホントかな?ウソかもね。

 「話は一時間前に戻る」というナレーションとともに、ステージ上のスクリーンに茉麻を探すベリメンが映し出されました。そのままの流れで、茉麻を探すメンバー達がステージに登場。そして、やや遅れて茉麻が現れました。
 心配していたメンバー達に対して、茉麻は「Berryz工房は仮の姿。私達はBerryz仮面」と、設定を無理矢理作ってメンバーはBerryz工房ではなくBerryz仮面という流れで話が始まりました。よく見るとメンバーの衣装は、千奈美がピンクのシャツ、梨沙子はブルーのジーンズという感じでワンポイントでBerryz仮面のカラーが入っています。

 茉麻、じゃなかったベリーズレッド曰く、Berryz仮面の視聴率が1.5%という低視聴率(まるで、よろセン並だ)でテコ入れが行われる事になった。そのテコ入れとは「戦隊ものは五人がセオリーだから二人をクビにして五人で出直す」という内容。
 誰をクビにするか。当然話はまとまらないところに、ベリーズオレンジ(雅ちゃん)が私が辞めるよと宣言。しかし、誰も止めに入らず雰囲気は悪くなっていきます(苦笑)。
 仕方ないので、ベリーズレッドの一存でゲームで決める事になりました。しかも「腕相撲」(笑)。レッド有利やん。

 抽選で組み合わせが決まり、腕相撲トーナメントが始まりました。
 一回戦 熊井友理奈(グリーン)VS菅谷梨沙子(ブルー)
 なかなか決着がつかないのでレッドの意見で、あっち向いてポイになりブルーが勝利。
 一回戦 嗣永桃子(ホワイト)VS夏焼雅(オレンジ)
 あっという間にホワイトが力でねじ伏せ勝利。腕相撲強っ。
 一回戦 清水佐紀(イエロー)VS徳永千奈美(ピンク)
 こちらも決着つかず。あっち向いてポイ対決になり、一回目であっさりとイエロー勝利。
 二回戦 須藤茉麻(レッド)VS徳永千奈美(ピンク)
 抽選で二回戦からになったレッドに、一回戦を終えたばかりのピンクが挑戦。しかし、腕相撲に自信を持つレッドに、イエローとの激闘で疲れたピンクが敵うはずがなく完敗。
 二回戦 夏焼雅(オレンジ)VS熊井友理奈(グリーン)
 グリーンは一回戦に続き、ここでも粘り対決になり決着つかず。ホワイトのアイデアで左手対決にしたところ。あっさりグリーン勝利。左手は強かった。
 決勝 夏焼雅(オレンジ)VS徳永千奈美(ピンク)
 既に体力消耗していたピンクは勝ち目が薄く、予想通りオレンジの勝利。Berryz仮面クビ一人目はピンクに決定しました。

 クビメンバー二人目を決めるのは「黒ひげ危機一髪」。抽選で順番が決まりました。
 イエロー、オレンジ、ホワイト、グリーン、ブルー、レッド。
 レッドが一番最後とか、出来すぎな抽選です。ヤラセ?(笑)。

 いざ始まってみると、なかなかアウトになりません。メンバーの運の強さが発揮されていきます。
 最初は暢気に観ていた観客も、三巡目あたりから盛り上がりを見せ始め、観客もメンバーも良い緊張感で四巡目に突入。
 刺せる場所は24ヶ所という事なので、ここで決着が着きます。無事に終了したメンバーが嬉々としながら引き上げて、残り二人となりました。23本目ベリーズブルー。2ヶ所の内の1ヶ所を慎重に狙いをつけて刺しました。
 黒ひげ飛び出して終了。クビは、ベリーズピンクとベリーズブルーに決定。泣く泣く五人にエールを送るピンク。

 しかし、ここでレッドの元に電話が。
 三万通の嘆願書が来たから二人はクビにはならないとの知らせ。めでたしめでたしです。(実は嘆願書はレッドが書いていた。それで開演前に姿をくらまして書いていたというオチも)

 最後は大団円で「我らBerryz仮面」を歌い、寸劇&ゲーム大会は終了しました。

 寸劇の後はトークコーナー。Berryz工房に入って良かったと思う時というテーマに、熊井ちゃんが「コンサートやイベントをやっている時」と模範回答を見せ、キャプテンが綺麗にまとめていたところ、隣の千奈美が「台本読んでるだけじゃん」とKY発言(苦笑)。
 トドメは、チームワークを確かめるために行われた連想ゲーム。カミナリで連想するカタカナ四文字に、五人は「ゴロゴロ」だったのが千奈美は「ドカーン」。チームワークはどこへやら(笑)。
まあ、桃子がウケ狙いに走っていたので、千奈美だけの責任ではないのですけどね(苦笑)。

 そして、最後は席番号抽選でサイン入りポスターを7名にプレゼントという企画。次々と発表されていく中、雅ちゃんが引いた一階23列10番が空席
 「まさか、ライブが終わって帰ったしまったのでは?」
 もし、そうだとしたらサプライズ演出が仇になった事になります。
 結局、雅ちゃんはもう一回引き直して無事に完了。

 こんな感じでイベントは終了しました。しかし、ヲタからは不評の声が多いようです。握手がなかったから尚更不満が募る事でしょう。
 昨年行われた℃-uteのファンクラブイベントに二回とも参加した自分ですが、敢えて℃-uteと比べる事はしません。しかし、自分もちょっと「?」と感じたイベントではありました。
 例えば、ゲームが前列の席の人以外はスクリーンを観ないと楽しめないものだった事。
 寸劇が単なる余興でしかない内容だった事。
 ポスタープレゼントが「たった」7人しか当たらないものであった事。
 握手会が中止になった事に対して、ステージ上から特に説明がなかった事。
 そして、握手会がない替わりのメニューがなかった事。サービスとして、ライブを最後にまたやっても良かったと思います。春ツアーで歌っている曲ならメンバーもやりやすいだろうから、そこから選曲した5曲ほどのライブをやれば、まだ観客も多少は満足出来たと思います。

 こんな感じで、内容と演出に関しては不満が残るイベントでした。誤解なきよう書いておきますが、メンバーは良かったです。盛り上げるために各自の持ち味を出して笑いを誘い、イベントを楽しんでいました。
 同行したBさんは過去のベリの集いも参加している人ですが、「まあ、集いはこんなものですから」と諦めている感想でした。スタッフの方々、熱狂的なベリヲタの人にこんな風に思われている事を知ってほしいです。誰だって自分の応援しているアイドルのステージが一番面白いものであってほしい筈です。次回は、また観たいと思わせるような内容をよろしくお願いします。中野まで片道500円以下の私ですが、観客の人の中には新幹線とかでやってきている人もいるのですから、みんなが満足して帰るイベントであってほしいです。

コメント (3)
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