土曜日のイベントの余韻から、モーニング娘。の全シングルカップリングコレクションを聴く日々です。
11年間の積み重ねが凝縮されている一作ですから色んな発見がある訳ですが、その一つが「がんばれ日本サッカーファイト!」が聴けた事です。いや、この曲が収録されたシングル「女子かしまし物語」は持っているのですが、当時はCDで聴くより先にコンサートで「映像を観て」しまったので、そのインパクトが強すぎて、ほとんど聴かずじまいでここまで来ました。
コンサートで「映像を観て」?
2004夏秋ツアー「Best of Japan」を覚えていらっしゃいますか?(当時を知らない人にはスイマセン) このツアーは、いよいよ娘。が会場にホールを使用し始めたツアーでした。DVD収録は横浜アリーナでしたが、地方は軒並みホールになり、関東でもハーモニーホール座間のような定員二千人に満たないホールを使用するなど、大会場中心だったモーニング娘。のコンサートスタイルに変化の兆しが見え始めた時期でした。
内容自体は、結構充実した内容のツアーと記憶していて、れいなの凱旋を観ようと、福岡サンパレス公演に足を運んだりもしました。
当時はまだ凱旋公演を特別に演出する事はなく、MCで触れる程度で、今みたく凱旋メンバーのカーテンコール挨拶はありませんでした。余談ですが、そういう挨拶は翌年の春ツアーの福井公演で愛ちゃんが行なっていたので、2005年からみたいです。
その福井公演についての記事
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/02b16ea6efa374ed4cf3f9039382e44f
娘。のコンサートの在り方を変えたツアーであった2004夏秋ツアー。そのオープニングでのメンバー紹介映像、ここでの映像に「がんばれ日本サッカーファイト」が使われていたのです。映像は、メンバーが歌に合わせてサッカーをするCG合成映像という内容だったと思います。
今度、モーニング娘。がサッカーの応援ソングを歌うらしい。そんな噂を最初に聞いた時から、自分なりにイメージを膨らませていました。
高速ドリブルを思わせるスピード感溢れる曲。
変幻自在のフェイントみたいなテクニックを駆使した曲。
まあ、サッカーのイメージとモーニング娘。を重ねながら、少しワクワクしていた訳です。
ツアー初日のハーモニーホール座間公演を観ていた自分は、メンバー紹介の映像を見てずっこけました。
高速ドリブルでもなく、変幻自在なフェイントでもなく、まるでサッカーアニメの歌?みたいなノリな応援ソング。
振り返ってみれば明るいノリの良い歌なんですが、予想が外れた衝撃で今までCDを聴き直して来なかった日々です、
http://www.youtube.com/watch?v=ySvAOZWJCTI
この曲が発売された頃は、ガッタスの活動も盛んで、ハロプロがサッカーやフットサルと密接な関係にあった頃でした。女子フットサルの普及へのPR活動としてガッタスは奮闘、日本サッカー協会からその役割を受けて活動していました。
更に、ガッタスメンバーが女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の練習に応援で訪れたり、2004アテネ五輪アジア予選最終戦日本対北朝鮮戦の観戦に駆けつけたりしていました。
ちなみに、この試合は国立競技場で行われましたが、女子サッカーでは異例となる三万人を超える観衆が訪れ、その応援が効いて日本代表は五輪出場を決めたのでした。私も、これを持っていくと負けないジンクスがある、加茂ジャパン時代の日本代表タオルマフラーを持って応援に行きました。
モーニング娘。とフットサル、或いはサッカー。それは新しいイメージの構築であり、そのイメージは翌年のリーダー交代による吉澤ひとみリーダー時代に繋がっていきます。
吉澤リーダー体制になってからのモーニング娘。は、スポーツが得意な吉澤さんのキャラクターに引っ張られるように、アクティブで動きのあるスタイルになっていきます。
そのスタイルの到達点が、2006春ツアー「レインボー7ツアー」。当時、自分もこのブログに綴りましたが、疾走感溢れるセットリストとステージング。私は「ロックなモーニング娘。」と絶賛しました。
レインボー7ツアーのDVD収録が行われた、さいたまスーパーアリーナ公演。この日がインディーズデビューだった℃-uteが前座で、「まっさらブルージーンズ」と「わっきゃない(Z)」を披露して、ロックなモーニング娘。にバトンを渡し、℃-uteで火がついた客席を前にモーニング娘。が弾けるというコンサート。
時は流れて、2009夏秋。今度は℃-uteが、疾走感溢れるセットリストを引っ提げてツアーを行いました。その内容は、ハロプロのコンサートが新時代に入りつつある事を予感させるものでした。
「がんばれ日本サッカーファイト!」で幕を開けた新時代モーニング娘。コンサートツアー「Best of Japan」ツアーから五年。ハロプロというものは歴史の線で繋がっている。しかも、こうしてユニットの枠を超えて繋がっている。
五年前は、ずっこけソングだった「がんばれ日本サッカーファイト!」に大きな意味を見い出だしながら、しみじみとカップリングコレクションを聴く秋の夜です。
それにしても、イベントで集計された「あなたの好きなモーニング娘。カップリング曲」アンケートで、この曲には何票集まったんだろう?
11年間の積み重ねが凝縮されている一作ですから色んな発見がある訳ですが、その一つが「がんばれ日本サッカーファイト!」が聴けた事です。いや、この曲が収録されたシングル「女子かしまし物語」は持っているのですが、当時はCDで聴くより先にコンサートで「映像を観て」しまったので、そのインパクトが強すぎて、ほとんど聴かずじまいでここまで来ました。
コンサートで「映像を観て」?
2004夏秋ツアー「Best of Japan」を覚えていらっしゃいますか?(当時を知らない人にはスイマセン) このツアーは、いよいよ娘。が会場にホールを使用し始めたツアーでした。DVD収録は横浜アリーナでしたが、地方は軒並みホールになり、関東でもハーモニーホール座間のような定員二千人に満たないホールを使用するなど、大会場中心だったモーニング娘。のコンサートスタイルに変化の兆しが見え始めた時期でした。
内容自体は、結構充実した内容のツアーと記憶していて、れいなの凱旋を観ようと、福岡サンパレス公演に足を運んだりもしました。
当時はまだ凱旋公演を特別に演出する事はなく、MCで触れる程度で、今みたく凱旋メンバーのカーテンコール挨拶はありませんでした。余談ですが、そういう挨拶は翌年の春ツアーの福井公演で愛ちゃんが行なっていたので、2005年からみたいです。
その福井公演についての記事
http://blog.goo.ne.jp/seasonz/e/02b16ea6efa374ed4cf3f9039382e44f
娘。のコンサートの在り方を変えたツアーであった2004夏秋ツアー。そのオープニングでのメンバー紹介映像、ここでの映像に「がんばれ日本サッカーファイト」が使われていたのです。映像は、メンバーが歌に合わせてサッカーをするCG合成映像という内容だったと思います。
今度、モーニング娘。がサッカーの応援ソングを歌うらしい。そんな噂を最初に聞いた時から、自分なりにイメージを膨らませていました。
高速ドリブルを思わせるスピード感溢れる曲。
変幻自在のフェイントみたいなテクニックを駆使した曲。
まあ、サッカーのイメージとモーニング娘。を重ねながら、少しワクワクしていた訳です。
ツアー初日のハーモニーホール座間公演を観ていた自分は、メンバー紹介の映像を見てずっこけました。
高速ドリブルでもなく、変幻自在なフェイントでもなく、まるでサッカーアニメの歌?みたいなノリな応援ソング。
振り返ってみれば明るいノリの良い歌なんですが、予想が外れた衝撃で今までCDを聴き直して来なかった日々です、
http://www.youtube.com/watch?v=ySvAOZWJCTI
この曲が発売された頃は、ガッタスの活動も盛んで、ハロプロがサッカーやフットサルと密接な関係にあった頃でした。女子フットサルの普及へのPR活動としてガッタスは奮闘、日本サッカー協会からその役割を受けて活動していました。
更に、ガッタスメンバーが女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の練習に応援で訪れたり、2004アテネ五輪アジア予選最終戦日本対北朝鮮戦の観戦に駆けつけたりしていました。
ちなみに、この試合は国立競技場で行われましたが、女子サッカーでは異例となる三万人を超える観衆が訪れ、その応援が効いて日本代表は五輪出場を決めたのでした。私も、これを持っていくと負けないジンクスがある、加茂ジャパン時代の日本代表タオルマフラーを持って応援に行きました。
モーニング娘。とフットサル、或いはサッカー。それは新しいイメージの構築であり、そのイメージは翌年のリーダー交代による吉澤ひとみリーダー時代に繋がっていきます。
吉澤リーダー体制になってからのモーニング娘。は、スポーツが得意な吉澤さんのキャラクターに引っ張られるように、アクティブで動きのあるスタイルになっていきます。
そのスタイルの到達点が、2006春ツアー「レインボー7ツアー」。当時、自分もこのブログに綴りましたが、疾走感溢れるセットリストとステージング。私は「ロックなモーニング娘。」と絶賛しました。
レインボー7ツアーのDVD収録が行われた、さいたまスーパーアリーナ公演。この日がインディーズデビューだった℃-uteが前座で、「まっさらブルージーンズ」と「わっきゃない(Z)」を披露して、ロックなモーニング娘。にバトンを渡し、℃-uteで火がついた客席を前にモーニング娘。が弾けるというコンサート。
時は流れて、2009夏秋。今度は℃-uteが、疾走感溢れるセットリストを引っ提げてツアーを行いました。その内容は、ハロプロのコンサートが新時代に入りつつある事を予感させるものでした。
「がんばれ日本サッカーファイト!」で幕を開けた新時代モーニング娘。コンサートツアー「Best of Japan」ツアーから五年。ハロプロというものは歴史の線で繋がっている。しかも、こうしてユニットの枠を超えて繋がっている。
五年前は、ずっこけソングだった「がんばれ日本サッカーファイト!」に大きな意味を見い出だしながら、しみじみとカップリングコレクションを聴く秋の夜です。
それにしても、イベントで集計された「あなたの好きなモーニング娘。カップリング曲」アンケートで、この曲には何票集まったんだろう?