ハロプロがツアーTシャツではない、メンバー別のソロTシャツを初めて発売したのは、モーニング娘。の2005春ツアーでした。自分はこの時、さゆとどちらを買うか悩んで高橋愛ちゃんTシャツを買いました。
それまでは一部のヲタが、野球やサッカーのユニフォームに推しメンバーの名前と、誕生日の数字や名前をもじった数字を背番号にして入れたのを着ていましたが、これでコンサートグッズとして手軽に推しメンバーの名前入りTシャツを手に入れる事が出来るようになったので多くのヲタが飛びついて、あっという間に必須アイテムのようになりました。同時に、メンバーのイメージカラーというものも定着しています。
しかし、さすがに登場から五年も経つとマンネリを感じるようなりました。しかも、デザインは基本的にイメージカラーの単色に名前、或いはメンバーの落書き、じゃなかったメンバーのデザインロゴやイラストが入るパターンばかりで、遠目にはどれも代わり映えがしない。ならば、一つ買ったらずっとそれを着ていてもいいんじゃないか?そう思った私は、娘。コンでは未だに2006秋ツアーのさゆT、ベリコンでは2007夏ツアーの梨沙子Tを着ていたりします。(デザインを気に入っているからです)
2006秋 さゆT 2007夏 梨沙子T
せめてデザインやカラーリングを工夫してくれると良いんだけど…。そう思っていたところ、Berryz工房がやってくれました。
メンバー別アロハシャツ
http://www.helloproject.com/goods/tour/10_berryz_summer/index.html
(参考画像)
菅谷梨沙子アロハシャツ
値段が5000円とちょっと高めですが、Tシャツに無理矢理リストバンドと生写真付けて3500円で売るよりは良心的?
確かにノーブランドのアロハシャツにしては高いとは思いますが、、このアロハシャツを評価したいのはデザイン。これなら「なんとか普段着て歩ける」デザインではないですか(苦笑)。いや、ちょっとそれは無理という人もいそうですが、では「現場周辺を着たまま歩ける」デザインと言い変えてみましょう。なかなか良さげな気分になってきましたか?(アップフロントの回し者みたいですなあ)
自分がデザイン的にこれは○だと思ったのは、背中とかにデカデカと名前が入ったりしていないところ。
実は、名前がデカデカと入っている事は決してマイナスという訳でもなく、着ている側はそれで外に向けたアピール気分を味わい、恥ずかしさを超える事で推しメンバーへの忠誠心を表す事にもなっているのです。過去に、モーニング娘。が2006春ツアーで名前をフルネーム表記せずイニシャルにした事がありました。しかし、ヲタはそんな謙虚なデザインでは満足しないのか、売上は今ひとつ。そのまま2005春ツアーのTシャツを着るヲタが多かったため、ツアー後半に新バージョンを発売するという、今振り返ってみても異例の売り方を強いられました。
勿論、その新バージョンの方は背中にフルネームが書かれてあり、こちらは普通に評判となり売れ行き好調となったのでした。
そういう経緯があるので、Tシャツに関しては名前がデカデカと書いてある方が良いかもしれないとは思うのですが、アロハシャツでそれをやられた日には、本当に「会場内限定」になってしまいます(苦笑)。それはヤメテという事か、発売されたアロハシャツはパッと見は普通(?)のアロハシャツ!名前はイニシャルで、襟の部分に小さくプリントされています。
メンバーによっては、ちょっと派手目に見える色もあるけれど、アロハシャツなんだし派手なくらいで良いし、色は一応イメージカラーだから変えようがない。あっ、ベリの場合は色が変わるメンバーもいますが(苦笑)。とにかく、これなら会場外で歩くにしてもヲタTよりは見栄えが良いかなと思いました。
でも、今回Berryz工房がアロハシャツを出してきたのは、ツアータイトルに「海の家」とあるように、あくまでも海をイメージしたツアーだからだとも言える訳で、これから先はどうなるかわからない。毎回アロハシャツというのも変だし、そんな事をしたら確実に二回目からは売れ行きダウン間違いなし(笑)。
とは言うものの、せっかくTシャツにこだわらずメンバーシャツを作ってみようと新しい流れを作ったのですから、次回も何か別な形でシャツを販売してほしいですね。楽しみにしていますよ、企画担当様およびデザイン担当様。
(文中のツアー名のところに、公式サイトのツアーグッズ紹介ページのリンクを貼りましたので、気になる方はご覧ください)