フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

スマイレージと握手

2010-05-26 22:58:05 | ハロプロ(スマ アン)
 今日はスマイレージのメジャーデビュー日です。まだCD買えてませんが、一枚買い求めたいと思っています。
 「一枚」そう、一枚です。一応イベントには応募しますが、イベントのために複数枚買わせるやり方に否定的な思いを抱いているので、そういう(複数枚購入)買い方はしない主義です。これは個人的な考え方なので、人に強制したいとは思ってはいなくて、なんとしてもイベントを観たいという人が何枚も買うのは構わない事だと思っております。問題なのは、そういう買わせ方をさせる事務所(苦笑)。
 そう、いつからかハロプロに限らず、アイドルのCDはイベントのための参加券みたくなってしまいました。こうなってくると、イベントがあるから買っているだけというファン。どんな曲を作っても買う側は曲ではなくイベントが目的だからとモチベーションが下がる作り手。こんな流れになりかねません。

 私はスマイレージがメジャーデビューすると聞いてから心配していた事がありました。それは彼女達が「握手会漬け」にされてしまうのではないかという事。
 新人だから売上結果が欲しい。一枚でも買ってもらうために握手会開催だ。そういうありがちな展開になる事を危惧していたのですが、どうやらそれは杞憂に終わりそうです。(あくまで今日の時点でのお話)

 アップフロント菊川氏のツィッターによれば、スマイレージのフラゲ日である昨日の売れ行きは上々らしい。あくまで都内に限った話ではあるけれど、在庫がなくなった店もあるそうです。何枚入荷したのかはわかりませんが。
 関係者が納得する売れ行きならば、とりあえず心配は保留にして大丈夫そうですが、これからどうなるかはわかりません。真野ちゃんみたく毎日握手会を開催したり、或いはまとまった枚数を捌くために数千人規模の握手会をやるかもしれない。

 私は全アイドルファンに問いたい。「アイドルとの握手って、そんなに重要?」

 今まで自分も握手会に何度か参加して楽しんできましたが、最近色んなアイドルが握手商法に躍起になっているのを見て、この風潮に疑問を感じ始めています。
 スマイレージはまだ新人グループならではの初々しさと、ちょっとの頼りなさも備えながらも、アイドルとして十分な魅力を持っています。
 天才的なアフォキャラセンスを持つあやちょ(和田彩花)、アイドルグループに必要なヒロイン的オーラの華を持つゆうかりん(前田憂佳)、アイドルという職業をストイックにこなしつつヲタ気質も見せるかにょん(福田花音)、末っ子でありながら堂々としているように見える歌の柱さきちぃ(小川紗季)。なかなか良いキャラバランスだと思います。
 握手に頼らない新たな売り方も出来るのではないか?そう言いたくなってきます。

 以前、ベリキューの握手会を、「合法的に中高生と握手をしたい人のイベント」と揶揄する声を聞いた事があります。そういう目的で来ている人も中にはいる事でしょう。こうやって文字にすると、なんかアイドルを安売りしているみたいで、悲しい気持ちになってくるのは私だけでしょうか。
 「アイドルは少し遠きにありて思うもの」そんな気分になってしまう今日この頃です。
 スマイレージの記念すべき門出。大事な記念日だからこそ、あらためてアイドルと握手というものを考えてしまうのでした。
コメント (5)
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