フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

踊りながら歌う難しさを実感

2010-05-12 21:52:20 | ハロプロ2010
 先日、お台場ハロ☆フェスにおけるステージを観ていて気がついたのが、ダンスをしながら歌うという事はやはり大変なんだなという事。わかってはいましたが、改めてそれを実感しました。

 三日間のハロ☆フェスでは連日、ハロプロエッグ選抜チームがステージに立っていました。Milky Wayで実績のある北原沙弥香、ミュージカル主演を務めるなどエッグきっての実力派である森咲樹、新しく編成変えした「あぁ!」にてなかなかの歌を聴かせている佐保明梨とエッグの中でも実力的に上位なメンバーが選ばれ、更に将来性を期待されている宮本佳林、もう一枠は新人が日替わりで務めました。
 エッグ内での実力派を選んだのはステージがオープンタイプであるため、観客以外の通りすがりの人にも観られる事を意識したのではないかと想像します。足を止めた人をガッカリさせないパフォーマンスが出来る子を。そんな意図が伝わります。

 ところが、結果的にはエッグメンバーとデビュー組との実力差が明らかにわかるステージとなってしまいました。グループ別に見ていくと、エッグ選抜よりスマイレージが上手く、スマイレージよりBerryz工房が上手く、Berryz工房より℃-uteが上手い。率直に言ってそんな感想です。(モーニング娘。は全員参加しなかったため、歌は歌わなかった)
 順番は上記のようになりましたが、スマイレージとBerryz工房の間にはかなり差を感じました。なんだかんだ言っても、ベリには六年のキャリアがあります。大会場のステージに立ってきたステージ経験もある。積み重ねてきた練習の成果とその蓄積。サスガだと思いながら観ていました。

 一番力の差が感じられたのは歌声の安定感。たとえば、エッグ選抜は「恋するエンジェルハート」を歌いましたが、本家の美勇伝と比べると、ダンスはまずまずであるものの、歌声が不安定でぶれている箇所が何回かあり、動きながら歌う難しさが伝わってきました。この曲は体をタテに揺らす動きが割と多いのも難しい要因であるのかもしれません。

 実際、踊りながら歌うというのは大変だと思うのです。こうしてメンバー同士の比較でもわかった訳ですが、自分で試してみてもすぐわかると思います。私も試した事がありますが、カラオケでハロプロ曲を振り付け込みで歌うと、かなりヘヴィです。声が伸びないです(笑)。
 そういえば夏焼雅ちゃんも、「私はダンスしながら歌うと声がぶれるので、ぶれない高橋愛さんは目標です」と語っていますが、デビュー組のメンバーにとってもダンスと歌の同時パフォーマンスは大変なんですね。

 先日ネットを見ていたら、AKBにはBerryz工房のファンが何人もいて、そしてハロプロが好きというメンバーは少なくないのだという文を読みました。素直に他のアイドルを好きと言えるAKBの環境にも驚きますが、同業者からも好きだと言ってもらえるハロプロは、もう少し自信を持ち、その持っている力を上手く世の中に発信していけたら良いのにと思います。

コメント (7)
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