亀井絵里ちゃんの初のソロナンバー(オリジナル曲)である「片思いの終わりに」を初めて聴いた時は胸にジーンと来ました。曲や歌詞、そして歌声が何よりも良かったのは勿論ですが、「片思い」というキーワードが亀ちゃんのモーニング娘。での活動を表す比喩としての意味にも思えたからでした。
亀井 絵里 - 片思いの終わりに
この曲を高橋愛ちゃんや田中れいなちゃんが歌うのではなく、亀井絵里ちゃんが歌う。いつも真ん中ではなく横で笑っていたり、横でしなやかに黙々と踊っていたり、そんな亀ちゃんの姿を見るのが大好きでした。センター(本命)でなくても少し遠慮がちにそっと輝いている。そんな(片思いな)姿に勇気を貰ったファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそんな一人です。
仕事でも、恋愛でも、人間はいつも主役でいられるとは限らない。それどころか、主役に縁のない毎日を送っている人もいる。そんな時、黙々と笑顔を忘れずに頑張っているメンバーの姿を見たら、きっとその人は感情移入して応援していけると思うのです。アイドルファンの中には「エース格のメンバーには絶対ハマらない」という人がいますが、そういう心理もアリなのです。目立つ人ばかりを見ているだけではアイドルグループはつまらない。
今回のモーニング娘。の卒業公演に感傷的な感情を抱いてしまうのは、卒業していく三人が三人とも「決して主役ではない」メンバーだからなのでしょう。亀井絵里が好きな貴方。ジュンジュンが好きなアナタ。リンリンが好きなあなた。全国、全世界の三人のファンの人々は、この三人を目立っていたから応援していた訳ではない人々です。アイドルという職業の活動の中で、決して恵まれてはいないポジションで(それでもマイナーアイドルに比べたらマシではありますが)、アイドルという夢に片思いしてきた子を見守ってきた人々。
アイドルとアイドルファンの関係というのも一種の片思いで、一方通行かも知れないけれど、卒業の日は一緒に心と心を一つにして素晴らしいコンサートにしていけたら良いなと思います。残念ながら観に行けない人も気持ちを横浜アリーナに飛ばして成功を祈ってあげて下さい。三人が初めて真ん中で主役になるステージです。
「そのうち春です」と歌うこの曲。今までは聴きながら歌詞を自分に向けていたけれど、これからは春が近づくのは亀ちゃんであるのだと思って聴く事にします。良い春を。冬に旅立つというのも悪くはないものだなと思えてくるのです。
亀井 絵里 - 片思いの終わりに
この曲を高橋愛ちゃんや田中れいなちゃんが歌うのではなく、亀井絵里ちゃんが歌う。いつも真ん中ではなく横で笑っていたり、横でしなやかに黙々と踊っていたり、そんな亀ちゃんの姿を見るのが大好きでした。センター(本命)でなくても少し遠慮がちにそっと輝いている。そんな(片思いな)姿に勇気を貰ったファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。私もそんな一人です。
仕事でも、恋愛でも、人間はいつも主役でいられるとは限らない。それどころか、主役に縁のない毎日を送っている人もいる。そんな時、黙々と笑顔を忘れずに頑張っているメンバーの姿を見たら、きっとその人は感情移入して応援していけると思うのです。アイドルファンの中には「エース格のメンバーには絶対ハマらない」という人がいますが、そういう心理もアリなのです。目立つ人ばかりを見ているだけではアイドルグループはつまらない。
今回のモーニング娘。の卒業公演に感傷的な感情を抱いてしまうのは、卒業していく三人が三人とも「決して主役ではない」メンバーだからなのでしょう。亀井絵里が好きな貴方。ジュンジュンが好きなアナタ。リンリンが好きなあなた。全国、全世界の三人のファンの人々は、この三人を目立っていたから応援していた訳ではない人々です。アイドルという職業の活動の中で、決して恵まれてはいないポジションで(それでもマイナーアイドルに比べたらマシではありますが)、アイドルという夢に片思いしてきた子を見守ってきた人々。
アイドルとアイドルファンの関係というのも一種の片思いで、一方通行かも知れないけれど、卒業の日は一緒に心と心を一つにして素晴らしいコンサートにしていけたら良いなと思います。残念ながら観に行けない人も気持ちを横浜アリーナに飛ばして成功を祈ってあげて下さい。三人が初めて真ん中で主役になるステージです。
「そのうち春です」と歌うこの曲。今までは聴きながら歌詞を自分に向けていたけれど、これからは春が近づくのは亀ちゃんであるのだと思って聴く事にします。良い春を。冬に旅立つというのも悪くはないものだなと思えてくるのです。