フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

2010 ハロプロ現場の状況

2010-12-27 23:15:47 | ハロプロ2010
 ハロプロの醍醐味はステージパフォーマンスだ。そういう意見は多いと思いますが、今年の現場を振り返ってみて一番印象に残った公演は何か? やはり、先日のモーニング娘。の横浜アリーナ公演です。大きな会場を埋め尽くした観衆の前で、8人でパフォーマンスを見せる。その内容がとても良かった。後から映像で見ていけば細かい部分にツッコミどころはあるのかもしれませんが、大会場を一つにするパフォーマンスは、それが出来るという事がアイドルとしては高いレベルにある事の証明であると考えます。
 モーニング娘。とは少しニュアンスが違いますが、℃-uteの秋ツアーも良かったです。スタートからラストまで体を目一杯使ったセットリスト。体力に定評がある℃-uteならではのステージで、あの内容をこなせるアイドルはハロプロ外も含めて、現在℃-uteしかいないと断言します。
 勿論、他のハロプロ勢も個性を出した良い内容のステージを見せており、現場の内容に関して言えば前年より良くなった年と言えそうです。それは、研修生であるエッグの新人公演が以前とはまるで違うレベルに達している事でもわかります。

 さて問題は、その良いパフォーマンスを見せている現場の模様を、もっとたくさんの人に見てもらう事です。以前はハロプロコンサートをNHK-BSやテレビ東京で放送したりしていましたが、それは今は望めない状況。
 そこでという訳か、事務所はインターネットを上手く使い始めました。

 アイドルを売り出す手段としての地上波テレビや紙媒体の雑誌などは、近い将来に主流ではなくなると私は予想しています。情報化社会とか言われていながら地方には民放の局数が満足に揃っていないところが多い。情報メディアとしての地上波テレビって時代遅れなメディアだと思っています。雑誌は発売日までのタイムラグという問題もある。
 アイドルを売り出す手段として、インターネットは地域に関係なく広められるメリットがある。アイドルに興味を持つ世代のインターネット普及率はかなりなものだと思うので、ネット上のニュース、例えばYahoo!ニュースとかに大きく取り上げてもらう事は、たくさんの人に歌やダンスを見てもらう近道だと考えます。
 岡井ちゃんの「踊ってみた」なんて、まさにその流れで広がり、その動画ページに℃-uteの新曲PVのリンクを貼ったのが宣伝になりCDセールスに好影響をもたらしました。
 その応用で、今年ハロプロは遂にコンサートやイベントをインターネットでストリーミング放送するというサービスを始めました。まだ全てのグループが実施している訳ではありませんが、このサービスは現場に行きたくても行けない人への素晴らしいサービスだと思います。
 無料でコンサートの模様をネットに公開する事は直接の利益にはならなくても長い目で見れば、そのストリーミング放送を見て現場に行きたくなった人がチケットを買ったり、或いはコンサートDVDを買ったりする可能性がある、いわば宣伝効果があります。そして、そういう風に興味を持ってもらうために関係者は良いステージを作ろうと努力する。より一層ステージの中味が良くなるという好循環が期待出来ます。

 来年はより一層現場のストリーミング放送を増やし、ステージの中味も充実していく流れを期待しています。
コメント (5)
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