HEY! HEY! HEY!でアイドルグループ祭(プチ祭かな)が行われた訳ですが、見終えた寸評を。(歌った順番)
ぱすぽ☆
自らをクルーと呼び、ファンをパッセンジャーと呼ぶ面白いコンセプトの子達と視聴者に伝わったかなと。短い時間で個性を出すなら特異性を見せるのは有効。
歌はカメラワークの問題かダンスの迫力今ひとつ伝わらず。
Berryz工房
紹介者のフットボールアワー岩尾氏が好きな歌と前置きして「付き合ってるのに片思い」を歌う。なぜ「愛の弾丸」ではないのか?あれは衣装が変だから?
それはともかく、四組の中では一番おいしい扱い。七年前に出演した時のVTRも流してもらえ、しかもタブーと思われていた梨沙子の昔と今の比較をMCがしてしまう大胆さ。続いては熊井ちゃん身長いじりのタブー破りが来るか!と思わせて、桃子がぶりっこでボケて頭を叩いてほしいとMCに突き出して試合終了。MCは桃子ではなくバカリズム升野氏を叩いて、それが終了のゴングであるかのようであった。
とりあえず歌っている時の雅ちゃんのドヤ顔がすてき。
アイドリング!!!
フジテレビが作り、フジテレビが提供しているアイドル。それがアイドリング!!!。しかし、実態はフジテレビはフジテレビでもCSである。この番組でもお客様扱い。
バカリズム升野氏との阿吽(あうん)の呼吸なトークは封印され、個人には誰もスポットを当てず。まるで「アイドリング!!!が目立つのは好ましくない」と番組制作サイドが言っているみたいな雰囲気。
五年やって最高4位という自虐ネタは、隣のBerryz工房への嫌味にも聞こえなくもないが(苦笑)、アイドルヲタは「チューしようぜ」がベスト3入っていると指摘し、アイドリング!!!ヲタは「そこには触れるな」と過去の忌まわしきコラボレートを封印するのであった。
とりあえずフジテレビは衣装にもっと予算をかけて上げるべきである。
NMB48
MCと同じ事務所だからメンバーとフレンドリーなトークをするのかと思いきや、メンバーは喋らずに芸人同士の漫才で紹介が終わる。吉本が会社として、芸人として、女性アイドルを軽く見ている本音がチラリ。
曲は昭和歌謡テイストに、意味深な歌詞を乗せて歌う作りで、AKBが以前にやっていた路線に近い。今やアイドルというより、一つの巨大芸能勢力になってしまったAKBの正当後継者と言えそう。
歌の最後の三つ指に土下座はあらぬ方向を連想させて波紋を呼ぶか。まあ、歌詞に「石鹸の泡」などと入れている秋元氏だから、それも計算の内か。
総評
桃子(笑)。