フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

全員で青春ソング

2012-11-27 22:17:58 | ハロプロ(℃)

 初めて「青春ソング」を観たのはアルバム発売直後のツアーだから、そのバージョンは勿論矢島舞美ソロバージョンです。リズミカルなタテノリに合わせて元気よく踊り歌う舞美ちゃんの姿は、まさに「彼女にぴったりなナンバー」と思わせてくれるものがありました。CDで聴く以上に、生で観た時に感じる躍動感は素晴らしく、今後のツアーでも観たいと思ったものです。
 しかし、℃-uteのアルバムのソロ曲、デュエット曲はライブでは定番曲にならない事が多く、残念な予想を抱きながら次のツアーを待ったのです。

 ところが、曲自体はその後のツアーでも歌い継がれた。矢島舞美ソロナンバーとしてではなく、℃-ute全員で歌うメンバーとして。

 それからは全員で歌うスタイルが定番となり、気がつけば「この曲は全員で歌うメンバー」という存在になりました。更には今回のベスト盤に全員で歌うバージョンが収録されました。
 この流れを振り返り思うのは、曲というもなはライブを通じて変化していくものであり、そのためにもライブをたくさん行なっていくというのは間違いではないという事。お客さんが来なければ商売になりませんから、むやみにライブをたくさん開催するべきとは言えないけれど、曲を変化させていくという流れを目の当たりに出来るのもライブを追っていく人間の楽しみではないかと思います。

 「青春ソング」がライブで好評となった理由は単純にノリの良さが一番でしょうが、ライブでおなじみの大サビ大合唱が楽しかった事。そして、それが映えるのはやはりソロよりも全員で歌うスタイルである事。そういう要因がうまい具合に活きて曲を思わぬ方向に導いた。そんな好例かなと思います。

℃-ute 『青春ソング』 (LIVE)


コメント
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