フリージア工房 国道723号店

ハロプロメンバーを応援してアイドル音楽を愛するエッセイブログ

TIF2013レポート その10 ~有終の美とテクプリ~

2013-08-15 23:18:16 | アイドル etc

TIFレポートの続きです。

テクプリ
会場 DOLL FACTORY(フジテレビ湾岸スタジオM2スタジオ)
時間 16:30~17:00(17:10)


 ヴィーナスフォートから戻ってきたタイミングでスマイルガーデンの横を歩き湾岸スタジオを目指したら、ステージではHKT48が歌っていた。あとから知った事だけど、支配人の提案によりこのTIFから生歌にチャレンジしているそうだ。いい事だと思う。

 夕方になっても、ドールファクトリーは相変わらず並んでいるのだけれど、その列に並ぶ。このあと、トールファクトリーにてテクプリのラストステージがあるのだ。CDを持っていて、何度となく聴き込んできた縁もあり、これはなんとしても観なくてはとの想いが膨らんだ。
 なかなか列は動かないので不安もあったが、無事にテクプリの前のbump.yから入場出来た。bump.yも観たかったので嬉しい。メンバーは爽やかな笑顔を振りまきながらステージでステップを踏む。やはり、有名どころの放つキラキラ感は別格。力の入り過ぎた煽りはないけど、それこそが有名どころの余裕というものなのか。でも、それが嫌味にならずに爽やかになるのがこのグループの持ち味だなと思った。

Kiss! bump.y
http://www.youtube.com/watch?v=JDXj01lqWaI


 bump.yのステージが終わり、会場の雰囲気が少しそわそわしたものになっていく。テクプリの次がアイドリング!!!なので場内には多くのアイドリング!!!ヲタがいるのだけれど、やはり雰囲気は只ならぬものになっていく。これからラストステージが始まるのだ。

 テクプリのメンバーが現れた。一曲目は「ムーンライト・フラッシュ」。テクプリは四人なのだがステージには三人。オープニングの挨拶でメンバーが解散に至った経緯を話し始める。そして、腰を悪くして引退を余儀なくされたメンバーである八島莉香さんが登場した。
 四人で歌い始めた「渋谷Twinkle Planet」は可愛らしくキュートなナンバーなのに、その軽快なリズムがなんだか物悲しい。そして、続いてはカバーナンバー「青葉城恋唄」。

青葉城恋唄 テクプリ

(これは、つんつべイベントでの模様だそうです)

 続いて、「DO IT!!」を歌う。去年のTIFの頃の曲で、私もTIFのあとCDを買ったことを思い出す。「いつだって僕らは一人じゃないのさ」という歌詞が今のこのステージにシンクロする。メンバーも歌詞に感情移入したしまったのか、少し歌に詰まりながら歌う。
 いよいよ、ラストナンバーの時間がやってきた。ここで、メンバーが一人ずつ挨拶をする。

 アイドルグループというものはいつかは解散という終点が待っている。その理由は様々だけれど、ファンの前で最後のステージを行なって解散できるグループは、まさに有終の美を飾ったというもので、応援してきた人達にとって強い記憶に残るに違いない。
 テクプリは仙台で活動するグループであり、残念ながら知名度もそれほど高くはない。でも、きらびやかで素敵なラストステージを行なった事で、グループの名前は美しいままで封印されたのだ。会場は超満員。テクプリを観にやってきた人と、アイドリング!!!を観るためにやってきた人と分かれてはいるが、会場はメンバーの挨拶や、歌が終わる毎に、毎回大きな拍手に包まれた。それが色んなことを象徴しているように思えて、このラストステージが大団円で終わることは始めから保証されていたのだとも思えた。
 ラストナンバーは、4人で代表曲「スキスキスキ」を熱唱した。私の手のひらは痛みが伴うほどになっていたが、いつまでも鳴り止まない拍手を続けた。

スキスキスキ テクプリ

(2011年のTIFでのステージです)

 2013年7月28日。テクプリ終了。ラストステージ大団円。

※TIF2013のこのステージの動画(全3編)
http://www.youtube.com/watch?v=6Cqf_NWg1yw

http://www.youtube.com/watch?v=j4xsZt2ZkC4

http://www.youtube.com/watch?v=jk9-lcPpzUo

コメント
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