モーニング娘。が久しぶり(6年ぶり)にミュージックステーションに出演した。いや、久しぶりなのはさゆだけで、あとのメンバーは初出演なのだから「初出演」と言っても良いですね。
(各画像はネットから拾ってきました。職人さまありがとうございます)
ミュージックステーションという番組はおそらく「音楽界の流行を視聴者に届ける番組」というコンセプトなんだと思います。そのコンセプトからしたらモーニング娘。がなかなか呼ばれないのもわかるし、アイドル戦国時代というものをスルーし続け、ももクロでさえなかなか出演させなかったのは理解できます。大手事務所に所属するももクロがなかなか出られなかったのだから、いくらアップフロントが大きい事務所だと言っても出演への道は容易でなかったと察します。
そんな流れの中で、今モーニング娘。が出演する意味とは?というものを視聴者にも理解してもらう必要があったのでしょうか、わざわざマツコ・デラックスさんが今のモーニング娘。の魅力について語るVTRを作ってくれました。こういう「有名人が語る」的な、観光地の飲食店の店頭に書かれた「○○さんが当店にご来店」じみた売り文句みたいなのは好きではないし、アイドルを見せていく上では必要はないと思うけれど、それで信用する人もいるのだろうし、マツコ・デラックスさんも熱く語ってくれたから悪い気はしないのでした。
トーク部分の動画
http://www.youtube.com/watch?v=V4bkvBJhhRA
メンバーはさぞ緊張しているのだろうと思っていたら、見た感じは結構堂々としている!何しろ、道重リーダーがキリッとした表情で佇んでいるのが頼もしい。リーダーの態度は大切です。さゆが胸を張って「私達がモーニング娘。だ!」という態度をカメラに向けているからこそ、後輩達も堂々としているように見えて頼もしく映っているのでありましょう。
そんなさゆが言いました。「ここから巻き返していきます!」という言葉。他のアイドルと比べられる事はもうウンザリかもしれないのに、敢えてその言葉を用意している事。力強いリーダーだ。リーダー自身がアイドルが好きで、モーニング娘。を愛しているからこその言葉なのでしょう。
披露した歌とダンスは、細かい事を言えば課題もあったけれど、今メンバーが持っている力を力一杯見せる事が出来たものでした。それはカッコ良かったし、爽快でした。でも、大切なことはここからの飛躍。これは始まりであると願います。
歌の動画
http://www.youtube.com/watch?v=rr73Gbk0iv0