(前回の続きです)
カッコよくも出来て、面白くも出来るBerryz工房の大きなコンサートだけに、その内容はバラエティに富んだものになるというものです。既にここまでの展開も、泣いたり笑ったり見とれたり。忙しくもあり嬉しい。
ステージにももちが出てきた。この時ばかりは慣れ親しんだ桃子という呼び名ではなく、ももちと呼びたくなる例のアレが始まる。いつもは嫌な顔を浮かべて乗り気ではないメンパーも今日は特別。苦笑いかもしれないけれど笑顔で体操します。そんなひとときを見ているとBerryz工房って良いなあと思うのでした。カッコイイや可愛いばかりを演っていたいであろう年頃のアイドルが、堂々とネタ的な体操をする。そんな姿が凛々しい。そういう事を笑顔で出来る方が、カッコイイ事をただカッコよく魅せているだけなよりもカッコイイ。Berryz工房はカッコよさのほとばしるグループなのだなと改めて思うわけです。
そんなBerryz工房の中で一番わかりやすい方のカッコよさ、それをきちんと備えている夏焼雅ちゃんが現れる。ソロコーナーで歌う前に、このコンサートが出来たことを感謝しているという気持ちを語り始めた。その話の中で、ソロで歌う曲を決めるにあたって、「ファンの皆さんに早く会いたい」という気持ちを込めて選んだというこの曲を歌った。
「あいたいけど・・・」
http://www.youtube.com/watch?v=mKDIzoZ7bpE
Berryz工房は笑顔と優しさで出来ている。だから表現の幅もワンパターンなはずもなく幅広いのだろうなと思いながら、決して喉のコンディションが良い状態ではない秋を過ごしている中で、精一杯の自分を作り臨んできた雅ちゃんの歌を見つめた。