S/mileage 『ええか!?』 (Dance Shot ver.) (歌詞 Romaji Lyrics)
スマイレージの新曲「ええか!?」が自己最高順位三位になったと聞き、別段いつもよりリリースイベントを強化したわけでもないのに、これは目出度い事と嬉しく思いました。正直、スマイレージはハロの他のグループと比べても少し話題性に乏しく、そのあたりを不憫に思っているのですが、メンバーは前向きだし、この一年くらいで随分とステージングも成長したともっぱらの噂。来年は是非ともスマイレージのライブに行きたいと思っています。
アイドルは応援している人に元気を与える存在であるというのが基本と考えていますが、アイドルだって人間だから時には暗い気分の時もあるし、身の回りやグループにネガティブな事が起これば気持ちも沈んでしまいたくなることでしょう。スマイレージのメンバーは若くして、そういう葛藤と戦ってきて、その心の内に潜んだ想いは一期と二期では違うでしょうけれど、結果的にはグループを上げていくうえで悩みがエネルギーになったのではないか?と思えるのは贔屓目でしょうか。
そう思えるのは、二期メンバーがホント顔つきがオトナになったと感じるからであります。自覚が生まれたのか、頑張れば目立てるグループの空気がそうさせるのか、二期の四人はこの二年でだいぶ良い方向に変わったなと感じています。
アイドルを応援していく醍醐味として、山あり谷ありの日々を通じてメンバーが成長していくというものを見ていくという面白さがあり、ハロプロの場合、オーディションで新人を採る時にまだ色があまり付いていない子を重視して採っている傾向が、そういう楽しみをより面白くさせています。スマイレージの二期メンバーも個性は感じられたものの、加入当初は初々しさの塊でした。そして、加入してすぐにエースメンバーが去っていくという局面に接し、新人でありながら一人ひとりの力がかなり大切になったのは、まさに成長の度合いを高めた要因になって、二期メンバーを見ていく面白さに繋がったのだと思います。
今回の新曲の売上は、その元エースメンバーの在籍最後のシングルに次ぐ数字だそうで、二年間を掛けて数字上は持ち直したと言えるのかもしれません。
いや、四人時代と比べたら今のスマイレージはメジャー感は薄れたのかもしれません。でも、必死に走っている感じが伝わってくる今のスマイレージは人間っぽくて私は好きです。「ヤッタルチャン」と今回の「ええか!?」の関西弁シリーズはスマイレージに新たな風を吹き込み、メンバーの表情も明るく力強くなってきているという流れを生んだと私は思っています。「また、つんくP得意の関西弁ソングか」と最初はあまりいい印象はなかったのですが(苦笑)。
ひとつのグループだけが元気で話題性に溢れていてもハロプロに活気は生まれない。みんなで切磋琢磨する流れは良いものだなと思いながら、今回のスマイレージのシングルに拍手を贈る今日この頃です。