ハロプロ研修生の田辺奈菜美さんが研修生生活にピリオドを打った。なかなかデビュー出来ない状況は、もしかすると来年あたりに新ユニット結成で、田辺さんはそのユニットに加入するため、今はとこのグループに加入する事なく研修生活動をしているのだ。そう思っていた時期もあったのだけれど。
新ユニットと一言で言っても、メンバーの組み合わせはなかなか難しい。単に可愛い子を集めれば面白い新ユニットが完成で大人気!などという単純な話ではなく、個性をバランスよく配置させた構成にしなければならない。勿論、運営のプロはそんなことは百も承知で、成功したアイドルグループはメンバー構成が絶妙なのであります。
では、田辺さんをうまく当てはめられる場所はなかったのかというと、既存のグループにはなかったと私は思います。
ハロプロエッグの最終公演の少し前くらいの時期、ステージを観ながら私は、「スマイレージに続くグループを立ち上げる日はそう遠くないとして、そのグループをエッグメンバーで構成するとしたら、フクちゃん、佐保ちゃん、かりんちゃん、ななみん、工藤遥。このあたりのメンバーがベースになるんだろうな」なんて思っていた。でも、その後に訪れた現実は、フクちゃんとくどぅーがモーニング娘。で、かりんちゃんはJuice=Juice、佐保ちゃんはアップアップガールズ(仮)、ななみんは研修生というものだった。ご存知の通り、現在の研修生とはエッグの生まれ変わっみたいな組織だ。
でも、冷静に考えていけば、田辺ななみんを生かすためには既に色が付いたグループに入れるより、これから始動していくグループか、ソロデビューしかないような気もしていた。既存のグループのステージに立ち、他のメンバーと一緒に踊っている姿がイメージしづらかった。
つまりが、結局は「場所」がなかった。そういう事なんだろうなって、そう解釈している。こういうのはタイミングだったり、運だったりして、必ずしも本人の持っている資質だけの問題ではない。もしかすると、本人に何か問題があったのかもしれないけれど、ネガティブな理由は公表しないだろうから、それは関係者のみぞ知る事。邪推はするまい。
少し前の記事に、ハロプロエッグやハロプロ研修生はJリーグで言うところのユースチームのようなもの。全員がプロデビュー出来る訳ではないと書いたけれど、そのJリーグのユース選手だって、トップチームの事情に合わなければトップチーム昇格は果たせず、別なチームからプロデビューする事もある。ハロプロ研修生もそういう事があるかもしれない。
ハロプロヲタは推していたメンバーがハロプロから卒業したり、ハロプロを辞めたりすると推さなくなる傾向があるけれど、それは仕方がないことと割り切りつつ、田辺奈菜美さんのこれからが気になっている。まだまだハッピーはこれから待っている。
しゅごキャラエッグ!「ありがとう~大きくカンシャ!」 [MIRRORED]
大切な☆ 譜久村聖
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