昨日、ヨドバシカメラでカメラの本を買って帰りました。そのうちの一冊が「ポラロイドの時間」(藤田一咲著・文庫)という本でした。ちなみに「」は「えい」と読みます。
普通、世間一般的に「フィルム」と言った場合は35mmフィルムを指しますが、最近の私は「35mmも良いけど、違うフォーマットのフィルムを使ってみたい病」です。
例えば、中判(ブローニー)フィルム。これは、中判カメラが欲しい!というより、二眼レフが欲しい!なのですが、二眼レフの6×6サイズという正方形なサイズが、いつもと違う気分の写真が撮れそうで気になっています。
二眼レフカメラは、今年の冬に友人の旦那様から、往年の二眼レフの名作「ミノルタ オートコード」をお借りして、撮った事があります。ゆったりと、まるで絵を描くようなリズムで撮影出来るカメラ、それが二眼レフでした。
あと気になっているのが、ハーフサイズカメラ。35mmフィルムを縦に半分にしたような感じで写しこまれていくやつです。24枚なら48枚撮れるよ!という。
ハーフだと、「オリンパス ペン」シリーズという有名なカメラがありますが、今気になっているのが、「リコー オートハーフ」という正方形デザインなカメラ。このカメラ、シャッター速度は変わらないし、ピントの合う距離も固定という、まるで「写るんです」みたいなノリのカメラですが、それがイイ!設定を色々変えられないというのは、一見初心者向けに思えるけど、そういった単機能を使いこなして色々な写真をうまく撮るには、単機能故にそれなりの知識が必要とされます。
これは、カメラに限らず様々なジャンルでそうだと思いますが、単純なものこそ本質に踏み込むと難しく、そして面白いものなのです。
さて、話は戻ってポラロイドでした。私が気になっているポラロイドは何か?
2000年に娘。がポラロイドのCMやっていた時代に登場した「限定モーニング娘。モデル」(買った本にも小さく紹介されていました)ではなく、「ポラロイド ピンホールカメラ」です。
ピンホールとは、文字通りカメラ本体に針穴を開けて、そこに差し込む光から写真を写すものです。カメラ光学の原点ですね。
ピンホールカメラで撮った写真は、「ぼわ~ん」とした独特の描写になるのですが、それをポラロイドフィルムで楽しみたい!という訳です。綺麗に!シャープに!ばかりが写真じゃない!と言ったところでしょうか。
最近、トイカメラとか、ポラロイドとか、静かな人気を呼んでいるようです。単純故の奥深さと、くっきり綺麗で何百万画素みたいなのに満足していない人が飛びついているみたいです。それは、一般的なカメラマニアな路線とは異なるベクトルにある感じがします。
今回のBGM シンシア / 原田知世 (アルバム「Flowers」収録)
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