tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

木守りといえば

2012-01-05 19:38:58 | 茶の湯
今日は大荒れの寒い一日でした。
散歩で見た木守りの柿で思い出した事がありました。利休の残した茶碗の中に「木守」という名物があったな・・・。


昭楽作の「木守」写

お稽古ではよく使う我家の「木守」です。もちろん写した物ですが・・・。
本物は関東大震災で焼失してしまったそうですが、楽家で忠実に復現したそうです。

長次郎作赤楽茶碗の名物で、長次郎七種のうちの一つ。
木守の銘は、利休が長次郎作の茶碗を数個取り寄せ、門下の大名らに贈ったが、この茶碗だけ手元に留め置かれため、柿の木守に因んで呼ばれたという。
武者小路千家伝来。真伯宗守のあと高松公松平讃岐守家に移り、同家の名物とされたが、大正12年の関東大震災により、東京松平邸で焼失。楽家が残片を嵌込んで原型を復元した。
(原色茶道大辞典 淡交社刊)より

お茶碗は?    松平家伝来「木守」でございます。こんな会話をいたします。
コメント
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