tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

小さな茶室から

2012-12-04 18:27:26 | 茶の湯
午前中は雨が降ったりやんだり、そして晴れ間が出たりと目まぐるしく変わる天気でしたが、午後は晴れ上がりました。

晴れたのはいいのですが、今度はもの凄い風が吹き始め、お稽古をしていた茶室が飛ばされてしまうのではないかと心配するようでした。

そんな一日でしたが、12月最初の大学の稽古が始まりました。



お菓子はもみの木

お稽古の間合いに出されたお菓子は、金団にクリスマスをイメージした飾り付けがしてありました。爽やかな甘さのお菓子でした。



どこで見ているのか、丁度食べ終わるとお茶を運んでくれました。いつも思いますが、嬉しくなるほど上手に点ててありまして、お茶の香りとまろやかなお茶が口の中に広がります。

この大学のお茶室は10畳と6畳だけですので、炉が一ヶ所ですので、上級生は炉の稽古、下級生は風炉の稽古と賑やかです。



釜は卒業生が買ってくれたものですが、山形の菊池政光造ですから、当時としたら高価なものでした。それでも、下級生のために奮発してくれました。

そんな卒業生の残してくれた道具で後輩たちは一生懸命稽古をしております。
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