tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

結び柳と暦で・・・

2012-12-25 17:28:38 | 茶の湯
昨日よりも更に寒く、この冬一番の寒さだそうです。北の地方の雪が心配です。

今日から正月の準備を少しずつやらなければと始めました。



床飾りの柳

これは「結び柳」といい、お正月や初釜のときの床飾りに使用するもので「掛け柳」ともう。床の間にある柳掛釘へ青竹の花入から、長く垂らした柳(シダレヤナギ)を生ける。柳は2,3本を束ね中間でひとつ輪にして結び、残りを長くたらす。「一陽来復」を祝う心を表したものである。「茶道大辞典」淡交社刊より

この柳が届くと、初釜への意気込みが一気に高まります。この柳を飾るか飾らないかで、床の間の雰囲気が全く違ってしまいます。



来年の暦

この暦も新しい年を感じさせるスイッチになります。

季節を日々の稽古や茶会などに取り入れることが何より大切ですので、この暦は私共には欠かすことが出来ない大切なものなのです。

それでも、最近は物事を行うのに、まず日曜日が最優先され、日にちの良し悪しは二の次になっておりますので、時々何のためにやるの??と感じる事が多くなっております。
人を集める事が先か、決められた佳き日に行うのか・・・皆が悩みますが、結局に日曜日に決まります。

暦を見ると、私共の初釜は1月6日です。

大安吉日ですが、詳しく見ると、「あやぶ」で「危」ですが、旅行・登山は凶とされた日ですので大丈夫でした。もうひとつの、「神よし日」ですが、こちらも、神事祭礼は吉とされた良い日です。

そんな事まで見て決めたわけではありませんが、偶然にもすこぶる佳い日でありました。

コメント
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