tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「幽鳥弄真如」の幽鳥はホトトギスか・・・

2019-07-20 17:23:37 | 自宅稽古

7月日20日(土)

朝からうす曇りで、いつ降りだすかといったお天気でしたが、何とか降らずに一日が終わりました。

今日も自宅でのお稽古でした。

 

床の間

床の間は、「幽鳥弄真如」を掛けました。

若い頃購入した軸で中々使う機会がありません。

お茶を始めたばかりでしたので、道具屋さんの展示会などに行くと、見るものなんでも欲しくなり、特に軸は思入れが強く後先考えずに買ってしまったものです。

 

「幽鳥弄真如」なんと難しい禅語の軸を買ったのか今でも解りません。

古松談般若 幽鳥弄真如という一対の禅語だそうです。

読んでみても難しい・・・

鳥がそこにいるのは啼き声と気配で解りますが姿見えない、見えない鳥の鳴き声こそが真如・・・すなわち真理である。

禅語の本にはこのように書いてありました。

 

花は、タカトウダイ、キン水引、オカトラノウ、キリンソウ、八丈イトススキの5種です。

先日友人がドライブ帰りに摘んできてくれた花々です。

月曜日に届けてくれた花ですが、大学2校に持ってゆき自宅のお稽古にも使えて、一本も無駄にすることなく使い切りました。

 

お菓子

お菓子屋さんが届けてくれたのは、「ホウヅキ」でした。

練りきりの美味しいお菓子でした。

 

一服

何時ものように一週間が終わりました。

お稽古の後に雷様のお茶碗で一服です。太鼓は海に落としたままでいて欲しい・・・

美味しさが体中に染み渡ってゆきます。

コメント (4)
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