8月10日は、茨木市の「おにクル」内のお茶室で
特別稽古として「花寄せ」と「花月」を勉強しました。
花寄せとは(表千家HPより)
日常茶室で使っている花入を出来るだけ多く茶室へ取出して並べ、それに同席する方が順次花入を選んで花を生けるという式法があります。これを「花寄せ」と呼んでいます。
お花がこれだけ並ぶと圧巻です。
夏なので、すぐに花が痛んでしまい、
撮影した時には、しなしなになっていたのが残念ですが、
(そこを考慮してご覧いただけると嬉しいということで)
左から、Nさん
Y先生
4人が生けたあとの残り物の花で生けられたのに、
やっぱりすごい!と一同唸りました。
Kさん
Mさん(夫)
ピンクの秋海棠を選ばれた段階で、ちょっとしたサプライズでした(笑)。
そして、私、S(リンドウが好きです)。
それぞれに個性が表れて楽しかったです。
主菓子は鶴屋吉信御製の「ほおずき」と「乱桔梗」。
お干菓子は吉富御製の「うすべに」です。
ほんのり梅の香りの餡がおいしかったです。
ところで、次に行なった茶道七事式の一つ「花月」も初めてのこと。
簡単に言えば、こんなくじ引きのようなものを引いて、
お茶を点てる人と、お茶をいただく人を決める
遊びのようなお稽古方法だそうですが、
いろんなことが細かく定められていて、
これは次やっても絶対に覚えていないねという話をしていると、
Mさん(妻)がこんな言葉を教えてくれました。
花月 百遍 おぼろ月
今回、お稽古場にお借りしたのは、
昨年11月に開館したばかりの「おにクル」@茨木市です。
茨木市在住のNさんの情報で、
一度視察がてら使ってみようということで今回の特別稽古となりました。
建築家・伊東豊雄氏の設計で、フロアごとにいろんな表情を持つ施設でした。
和室(本格的なお茶室仕様にはなっていません)で
お茶のお稽古される方が少ないのか、
お棚も釜も新品を開けさせていただいて恐縮。
そして、この和室は
実は今年11月に行われる竜王戦の会場なんです!
ここをどう使うんだろうね、
茨木のおやつって何だろう?とワイワイ言いながら
楽しませていただきました。
最後のおまけ画像は、先生がお持ちくださった「井戸のぞき」の蓋置。
何か愛らしい蓋置でした。
次回のお稽古は8月22日 クレオ大阪中央です。
(S・K)
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