この29日の日曜日、先生にお誘いいただいて、
社中有志で、蔵鷺庵で行われた「和の三重奏の会」へうかがいました。
蔵鷺庵さん×石本川口軒さん×本松葉屋さんの
「開運と招福を願う」恒例企画だとかで、
まず、自分で炭火でお餅を焼き、
おぜんざいでいただきました。
(最高級小豆「紅娘」をふんだんに使った贅沢なおぜんざいでした)
火鉢もなかなかの風情。
そして、本松葉屋さんがその場で作ったばかりのお干菓子を
石本川口軒の社長さん自らが亭主となったお茶席でいただくというもの。
客全員のお茶を点ててくださったので
大ぶりの平棗にもかかわらず、中身はほとんどなくなっていました。
正客に出されたお茶碗はなかなか味わいのあるものでした。
できたてのお干菓子は、
口の中でほろっと崩れて、ふわっと甘みが広がり、
思わず「うわぁ〜」と声をあげるほど。
お床のお花の「雲龍梅」も素敵でした。
炉縁の「松」、平棗の「竹」、お床の「梅」という趣向です。
うさぎのお香合。
「可愛い」というのとまた違った魅力が。
川口軒さんには今年の初釜のお茶でお世話になり、
本松葉屋さんはいつもお稽古の時のお菓子でお世話になっています。
そうした私たちに馴染み深いお茶屋さんやお菓子屋さんの
楽しい企画に参加できて、有意義な休日でした。
(S・K)
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