なつめ、つぼつぼ。

「お茶を気軽に楽しみたい」という仲間でお稽古をし、
お茶会を開いています。いつでも遊びに来てください。

2013年6月13日のお稽古。

2013年06月15日 | 今週のお稽古日記
西日本を直撃することになっていた、
台風3号が東にそれて、真夏日続きです。

体調崩されていませんか。

今週のお菓子は「手まり花」です。






最近、教室での大きな話題というか課題は、
現在使わせていただいている教室が
夏以降、使えなくなる可能性が出てきたことです。

大阪市の施設ですが、
今後はお年寄りと子育て世代のために使用していきたいとのこと。

私たちは、以前のトモノス北時代の
大阪市の教養講座事業が終了したあとも、
サークルという形で、
とてもリーズナブルな会費でお稽古を続けてきました。

お稽古道具をすべて寄付するから、
私たちも使わせていただく形で利用できないかといった
お話も申し上げましたが、
お茶のサークルというものが理解されなかったようです。
つまり、誰かが営利目的の茶道教室を
公の施設のなかで行おうとしていると考えられたのでしょうか?

私の個人的な意見ですが、今回の件で残念に思うことは2つ。

一つ目は、広く市民に茶道を親しんでほしいと始められた市の事業の、
その志を継承する形で、私たちはサークル活動をしてきました。
誰もが気軽に参加できる低い会費で、
時には正式なお茶室を借りて、「初心者のためのお茶会」講座なども開き、
「茶道」に親しむ敷居を低くしようと努めてきました。
今回、私たちと同じく活動場所を失おうとしている華道サークル、
着付けサークルもそうですが、
敷居が高いと思われている日本の伝統文化に
気軽にふれていただく機会がこうして失われていくこと。


もう一つは、語弊を恐れずに言うならば、
お年寄りの方や子育て世代の方々への福祉施策が充実することは
とても大切なことですし、良いことだと思っていますが、
一方で、高い税率で税金を納めているシングル女性への支援が薄いことです。

支援といっても、私たちは、金銭的援助を求めているのではありません。
昼間、子育て世代のために解放されている施設を、
夜、これまで通り、使わせていただきたいだけですが。

重い話になって、ごめんなさい。


というので、しばらく会場の問題など不安定な運営が続きますが、
私たちは負けません!(笑)

たとえ、月2回のお稽古になっても、
サークル活動を続けていく方法を模索中です。

しばらくは今の会場も使えます。

気楽な気持ちで、日本伝統のお茶の世界を覗いてみたいなと思われる方は
気軽にご連絡ください。

コーヒー一杯ほどの500円(お茶、お菓子付き)でご参加いただける
一日体験教室もあります。



毎日の暮らしのなかで、ほっと一息。
にっぽんの、お茶を楽しんでみませんか。


(S・K)
※この記事の見解は個人的なもので、サークルの見解ではありません。
 あしからず。

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