ようやく走りに軽さがでてきた様子の土田選手。
帰宅ランニングで信号待ちをしているところに追い付き、1枚!
実業団駅伝まであと2週間と1日となりました。昨年の惨敗から1年、様々な取組をしながらここまでやってきました。
目標は何がなんでも『ニューイヤー駅伝出場権の獲得』!
昨年(前期)は7人の10000公認平均31分14秒で駅伝を迎え、18位という惨敗に終わりました。その一番の要因となったのは、7人目の選手が練習ができていなく、33分かかってしまっていたことです。また、10000を1回しか走らなかったことも距離への対応力がつかなかったことにつながりました。
今年は、駅伝前までに5000の7人平均を14分30秒、10000を30分00秒という1つのタイムの指針を置き、夏前、夏後に1本づつ、更にロードの高島平で10キロ、実業団駅伝を見据え、八幡平駅伝に出場し10キロ以上を1人で全力で走りきるトレーニングをして参りました。
結果6月に10000平均31分09秒、9月末で30分42秒、今回で30分32秒と徐々にタイムをあげてきました。まだ、すべて未調整でのタイムですので、駅伝前に30分00秒という目標には届きませんでしたが、駅伝当日にその力をしっかりつけて、挑みたいと思います。
高島平は前哨戦と位置づけ、スタートから全選手が警視庁さんを意識した走りを指示し、積極的に挑戦者として前でレースをすすめさせていただきました。
スタートの様子
まずは2年目の木田・佐藤コンビが先頭に立ちました。
続いて3キロ地点は児玉選手が先頭を引っ張り8分48秒で通過。
すかさず、土田選手も2番手につきます。このまま4キロまで・・・。
そこで警視庁さん4人とNTTの合田選手が前へ。そのまま5キロを集団で14分48秒で通過。この時点で、克則選手は5000の今季ベスト。
じりじりと前5人に離され始めてしまいましたが、最小限度の差でなんとかキープ。
各選手も各場面場面で戦う姿勢をみせてくれました。
序盤から腹痛で思うように動かなかったという木田選手もラスト1キロで一気に8位まであがってきました。
それぞれが最後の追い込みを意識して走りました。
反省点は、離されてから粘るなら、ついていく。ラストの1秒・2秒にもっとこだわるということです。
そんな中、練習生として入部している岡崎選手が、今季3回目となる自己ベストの更新を果たしました。まだまだメンバー争いには届きませんが、間違いなく既存選手たちとの差は近くなっています。こうした選手の底上げもチーム強化には必要です。
レースには、前々監督の佐川さん、OBの小島さん、いつも応援してくださる鮮魚部の橋本部長が出勤前のお忙しい時間に応援に来てくださいました。
警視庁さんの壁は厚く高いと言われましたが、だからこそ、挑戦する価値があるというもの!ぜひ諸先輩方が自慢できるような結果を出したいと思います。
大会には児玉選手のご両親がバナナとみかんの差し入れしてくださいました。ありがとうございます。選手皆でおいしくいただきました。
表彰をうけた児玉選手と木田選手
8位入賞者の内、警視庁さんが5名。現段階では全くかないませんでしたが、本番では粘り粘り抜いて食い下がります!
今大会のみの結果で
コモディイイダの10キロ上位7名の平均タイム30分45秒
警視庁さん30分04秒
※10月10日に行われた東京10Kレースに出場したサンベルクスさんが30分11秒
1キロ平均にすると、コモディイイダが3分4秒、サンベルクスさんが3分1秒、警視庁さんが3分00秒。
あとは、どれだけニューイヤーに行きたいのか気持ちが強いチームが、権利を手にすると考えています。77.5キロ最後の最後まで、粘りに粘りぬきたい。そんな力をあと、2週間でしっかり身に付け本番に挑みます。
ご声援の程、よろしくお願い致します。
監督 会沢陽之介