根の国彷徨
『Wiki』の記述を中心に私は根の国を確認しました。
①名称
根の国(ねのくに)は、日本神話に登場する異界である。『古事記』では「根之堅州國」(ねのかたすくに)・「底根國」(そこつねのくに)、『日本書紀』では根国(ねのくに)、祝詞では根の国底の国(ねのくにそこのくに)・底根の国(そこねのくに)と書かれる。 根の国は、その入口を黄泉の国と同じ黄泉平坂(よもつひらさか)としている記述が『古事記』にあり(大国主の神話)、一般には根の国と黄泉の国は同じものと考えられている。
②どこにあるか
六月晦の大祓の祝詞では根の国は地下ではなく海の彼方または海の底にある国としている。根の国が地下にあるとされたことで、それが死者の国である黄泉の国と同一視されるようになった。(出雲大社のご神体が西の日本海を向いておられることと関係があるのでは、と愚見ながら私は考えています)
③比定地はどこか
夜見(よみ)という地名のある鳥取県米子市と、黄泉平坂の比定地のある島根県松江市の間の島根県安来市には、古くからイザナミのものと伝えられる御神陵があることからこの出雲東部一帯が根の国とする説が安本美典著「邪馬台国と出雲神話」では述べられている。 また、大国主が根の国へ行く前に「木の国」へ行ったとの記述が神話にあることから、紀伊国、特にスサノオとの縁が深い熊野であるとする説もある。『日本書紀』の一書にイザナミが熊野に葬られたとの記述もあるように、熊野もまた古来より他界信仰の霊地であった。ただし、出雲説を支持する立場からは、「根」からの連想で「木」を持ち出しただけであるとする反論もある。(日本海に面した猪の目の洞窟も考えられています)
映画「瞬 またたき」のロケ地、縁結び・パワースポットを巡る旅のHP(ここに黄泉津比良坂の地図が掲載されています)>
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①名称
根の国(ねのくに)は、日本神話に登場する異界である。『古事記』では「根之堅州國」(ねのかたすくに)・「底根國」(そこつねのくに)、『日本書紀』では根国(ねのくに)、祝詞では根の国底の国(ねのくにそこのくに)・底根の国(そこねのくに)と書かれる。 根の国は、その入口を黄泉の国と同じ黄泉平坂(よもつひらさか)としている記述が『古事記』にあり(大国主の神話)、一般には根の国と黄泉の国は同じものと考えられている。
②どこにあるか
六月晦の大祓の祝詞では根の国は地下ではなく海の彼方または海の底にある国としている。根の国が地下にあるとされたことで、それが死者の国である黄泉の国と同一視されるようになった。(出雲大社のご神体が西の日本海を向いておられることと関係があるのでは、と愚見ながら私は考えています)
③比定地はどこか
夜見(よみ)という地名のある鳥取県米子市と、黄泉平坂の比定地のある島根県松江市の間の島根県安来市には、古くからイザナミのものと伝えられる御神陵があることからこの出雲東部一帯が根の国とする説が安本美典著「邪馬台国と出雲神話」では述べられている。 また、大国主が根の国へ行く前に「木の国」へ行ったとの記述が神話にあることから、紀伊国、特にスサノオとの縁が深い熊野であるとする説もある。『日本書紀』の一書にイザナミが熊野に葬られたとの記述もあるように、熊野もまた古来より他界信仰の霊地であった。ただし、出雲説を支持する立場からは、「根」からの連想で「木」を持ち出しただけであるとする反論もある。(日本海に面した猪の目の洞窟も考えられています)
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