とぎれとぎれの物語

瀬本あきらのHP「風の言葉」をここで復活させました。小説・エッセイをとぎれとぎれに連載します。

あちこち「SYOWA」(番外)前田穂南 特集 北海道マラソン優勝

2019-09-15 20:38:28 | 日記
オリンピック選考レース優勝おめでとうございます。過去の活躍を振り返りました。身長があるということは歩幅が大きいということ。オリンピックでのご活躍を期待しています。



前田穂南 特集 北海道マラソン優勝



前田 穂南(まえだ ほなみ、1996年7月17日 - )は、日本女子の陸上競技選手。専門種目は中距離走・長距離走・マラソン。2017年北海道マラソン女子の部優勝、2018年大阪国際女子マラソン2位。2018年山陽女子ロードレース大会ハーフマラソン優勝。

人物・経歴

学生時代

1996年7月17日、兵庫県尼崎市出身。尼崎市立園和北小学校の5年生の頃から陸上競技を始め、6年生の時には校内マラソン大会で優勝している。2011年・尼崎市立園田東中学校の3年生時には、地元・尼崎市中学校総合体育陸上大会で、800m走・1500m走で2種目制覇を果たしている。

中学卒業後の2012年4月、大阪府の陸上強豪校である大阪薫英女学院高等学校(大阪府摂津市)に入学。兵庫から大阪まで通学していた。2014年に大阪薫英女学院高等学校は全国高校駅伝女子の部で初優勝しているが、先輩に松田瑞生、同期に加賀山姉妹、後輩に高松望ムセンビと実力者が揃っていた為、3年間補欠登録され都大路を走ることは出来なかった。

実業団入り後

2015年4月、高校を卒業し岡山市の実業団チーム・天満屋へ入社し、女子陸上競技部に所属。天満屋の先輩には小原怜(2015年世界陸上北京大会女子長距離走日本代表)・重友梨佐(ロンドン五輪女子マラソン日本代表)などが所属しており、実業団選手となってからはトラックレースや駅伝の主要メンバーとして活躍している。
2019年アスリート用スポーツサングラスメーカーであるSWANSとアドバイザリースタッフ契約を締結した。

マラソン歴

2017年1月29日の大阪国際女子マラソンで初マラソン。ネクストヒロイン選手として出場し2時間32分19秒の12位でゴールしている。(優勝は天満屋の先輩である重友梨佐)

2017年8月27日の北海道マラソンに国内招待選手として出場。27km付近で野上恵子(十八銀行)が飛び出し、1度は離されたが、その後も冷静にレースを進め33km過ぎで追いつき逆転し2時間28分48秒で優勝した。その結果、マラソングランドチャンピオンシップ(2020年東京オリンピック・女子マラソン選考会)の出場権を獲得した。

2018年1月28日の大阪国際女子マラソンに国内招待選手として出場。序盤から先頭集団でレースを進め、ハーフを過ぎた頃に当時の現役最速タイムを持つ安藤友香(当時:スズキ浜松AC)、大阪薫英女学院高校1学年先輩の松田瑞生(ダイハツ)と前田穂南の3選手が残り、日本人女子3選手の三つ巴となった。25km付近で前田穂南が仕掛け、ペースメーカーの前に1人で飛び出し独走態勢となるが、後方から様子を窺っていた松田瑞生も26kmからペースメーカーの前に出て前田穂南を追い始めた。安藤友香は松田瑞生についていけずスローダウンし、レース後半は松田瑞生との大阪薫英女学院高校の先輩後輩対決となった。前田穂南は必死に逃げたが松田瑞生に徐々に距離を詰められてしまい30km過ぎで追い抜かれ、その強烈なロングスパートについていけず結果2位となった。しかし、後半も大きくペースダウンする事なく2時間23分48秒でゴールし自身の記録を5分短縮し自己ベストを更新した。

2018年9月16日、ベルリンマラソンに出場。スタート直後からハイペースの松田瑞生にはつかず5kmごとのラップ16分台で天満屋所属の小原怜と並走していた。中間点を1時間11分24秒で通過後に小原が遅れたが、前田は自己記録を更新するペースで走り続け、25km手前で日本人トップを走っていた松田瑞生に追いついた。ところがレース後半でスローダウンしてしまい松田に逆転され、結果は2時間25分23秒の総合7位日本人2位と、同年1月の大阪国際に続いて日本女子トップの松田瑞生に敗れる事となった

2019年3月3日、東京マラソンに出場。練習を順調にこなし2時間21分を目標に掲げていたが、当日は雨で気温が低く、スタートして15kmで足が動かなくなり徐々に失速し始めた。優勝したルティ・アガ(エチオピア)には10分以上離されたが、30km地点で42秒差あった清田真央(スズキ浜松AC)をとらえ総合12位日本人2位でゴールしたが、寒さに震えていたという。
2019年9月15日、マラソン・グランドチャンピオンシップに出場し、2時間25分15秒で優勝。2020年の東京五輪出場を決めた。

自己記録

1500m 4分28秒15(2014年7月20日・インターハイ大阪府予選会)
3000m 9分23秒06(2016年7月7日・ホクレンディスタンスチャレンジ深川大会)
5000m 15分38秒16(2018年7月14日・ホクレンディスタンスチャレンジ士別大会)
10000m 32分13秒87(2018年7月11日・ホクレンディスタンスチャレンジ深川大会)
ハーフマラソン 1時間9分12秒(2018年12月23日・山陽女子ロードレース)
マラソン 2時間23分48秒(2018年1月28日・大阪国際女子マラソン)(「Wikipedia」より)