どう決まろうと机上の空論ですよね。企業は既に水面下でもっとひどい賃金カットの仕掛けを社則に織り込んでいるのですから・・・。
私が以前勤めていた会社では下記のようなカラクリがありました。
会社A:「給与等級」と「役職」というふたつの項目の両方にある一定の条件で合致すると役職手当は付くが残業は一切付かないというもの
会社B:入社時に「営業職」として雇用し、実際は内勤で顧客訪問などの営業業務は一切無いにもかかわらず、「営業であるから残業は無い」というもの
会社Aは、勤続年数によって上がっていく給与等級が一定のラインを越すと、主任以上の役職の社員には残業代を支払わないというもので、ほぼ半数以上の主任職の残業代をカットできるシステムです。この会社では主任職は一番下の役職で「主任補」などの役職が無いので、一般職の次はすぐに主任です。この会社では主任になる頃には、相前後して必ず給与等級があるラインを超すようになります。残業時間は通常期で60~80時間、繁忙期で90~150時間ですが、一切の残業代は付きません。
会社Bでは、実際の業務を挙げてみましょう。積算見積り、外注工場管理、部品納期管理、資料作成、自社倉庫内整理、外注工場での試運転立会い、外注工場から客先への完成品納品、などが主な業務でした。営業マンと呼ばれる社員は別にいて、内勤者には一切の客先との交渉権は無く「営業マン」を介して質問事項を解決していた状態でした。これが「営業職」でしょうか? 残業時間は通常期で50~60時間、繁忙期で80~100時間ですが、一切の残業代は付きません。
ホワイトカラーイグゼンプションのように「結果主義」を貫くなら、正社員ではなく契約社員制を取らないと駄目じゃないでしょうか?
会社に勤めると柵(しがらみ)が多く、たとえ能力が高く仕事を片付けて定時に退社できるような人でも、「あいつは定時で帰る」とか「早く終わったのなら、こっちを手伝え」といった後ろ指を指されるために、退社時間を遅らせてる人も結構いるのではないでしょうか?
愚にもつかない仕事を押し付けて先に帰る上司とか、勤め人をしていたときは「Damn you!」と、随分心の中で呪ったものです。
今、私は自営ですので、やった分が自分の分、やらなかったら零、という世界にいます。体面や保身を保つ事に腐心し、自分の仕事まで押し付けてくる愚劣な上司や、何度教えてもメモすら取らず同じ間違いを繰り返し、挙句に問題を起こしてこちらに不要な仕事を増やし続ける部下の面倒を見なくて済むので、「清貧の志」を貫いて人生を楽しんでいます。
何がどう法律で決まろうと、やるヤツはやるし、やらないヤツはやらないのです。負担は、やるヤツに集中して、やらないヤツは楽をしているという今の構図は何も変わらないと思いますよ。金かけて論議するだけ無駄ですよ、こんな議案(^^;)
私が以前勤めていた会社では下記のようなカラクリがありました。
会社A:「給与等級」と「役職」というふたつの項目の両方にある一定の条件で合致すると役職手当は付くが残業は一切付かないというもの
会社B:入社時に「営業職」として雇用し、実際は内勤で顧客訪問などの営業業務は一切無いにもかかわらず、「営業であるから残業は無い」というもの
会社Aは、勤続年数によって上がっていく給与等級が一定のラインを越すと、主任以上の役職の社員には残業代を支払わないというもので、ほぼ半数以上の主任職の残業代をカットできるシステムです。この会社では主任職は一番下の役職で「主任補」などの役職が無いので、一般職の次はすぐに主任です。この会社では主任になる頃には、相前後して必ず給与等級があるラインを超すようになります。残業時間は通常期で60~80時間、繁忙期で90~150時間ですが、一切の残業代は付きません。
会社Bでは、実際の業務を挙げてみましょう。積算見積り、外注工場管理、部品納期管理、資料作成、自社倉庫内整理、外注工場での試運転立会い、外注工場から客先への完成品納品、などが主な業務でした。営業マンと呼ばれる社員は別にいて、内勤者には一切の客先との交渉権は無く「営業マン」を介して質問事項を解決していた状態でした。これが「営業職」でしょうか? 残業時間は通常期で50~60時間、繁忙期で80~100時間ですが、一切の残業代は付きません。
ホワイトカラーイグゼンプションのように「結果主義」を貫くなら、正社員ではなく契約社員制を取らないと駄目じゃないでしょうか?
会社に勤めると柵(しがらみ)が多く、たとえ能力が高く仕事を片付けて定時に退社できるような人でも、「あいつは定時で帰る」とか「早く終わったのなら、こっちを手伝え」といった後ろ指を指されるために、退社時間を遅らせてる人も結構いるのではないでしょうか?
愚にもつかない仕事を押し付けて先に帰る上司とか、勤め人をしていたときは「Damn you!」と、随分心の中で呪ったものです。
今、私は自営ですので、やった分が自分の分、やらなかったら零、という世界にいます。体面や保身を保つ事に腐心し、自分の仕事まで押し付けてくる愚劣な上司や、何度教えてもメモすら取らず同じ間違いを繰り返し、挙句に問題を起こしてこちらに不要な仕事を増やし続ける部下の面倒を見なくて済むので、「清貧の志」を貫いて人生を楽しんでいます。
何がどう法律で決まろうと、やるヤツはやるし、やらないヤツはやらないのです。負担は、やるヤツに集中して、やらないヤツは楽をしているという今の構図は何も変わらないと思いますよ。金かけて論議するだけ無駄ですよ、こんな議案(^^;)