【ネタバレあります(^_^;)】
作者の意図として頑張って作品前半に
「二人殺したら天使に地獄に落とされるから一人しか殺せないはずなので連続殺人は起きない」
ってミスリードを誘うブラフを必死なって並べてるけど・・・。
ただ単に「一人殺した人間」を「誰も殺してない人間」が殺すという事が続けて起きれば、傍から見れば「連続殺人」なんだよね。
前提条件の段階でそう思ってしまった私にとっては、何の不思議も謎も無い小説になってしまいました。
『屍人荘の殺人』の今村昌弘氏は、そこら辺が破綻しないように物語を練ってたなぁ、と思いました。