あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 岡村島でのシーカヤックイベント

2008年11月23日 | 旅するシーカヤック
2008年11月22日(土) この週末は、年に何度もシーカヤックで訪れ、キャンプツーリングを楽しんでいる『岡村島』でシーカヤックのイベントがあるとの事。 豊島大橋が開通し、とびしま海道として陸続きになったことを記念してのシーカヤックレース。
主催者であるSTカンパニーさんと、いつも大変お世話になっている蒲刈のIさんから、レース前日の土曜日の午後に、参加者中で希望者の方々を、岡村島付近を少し漕いで御手洗の街を案内してもらえないかと、声を掛けていただいた。
自分の庭を自負している岡村島で、シーカヤックのイベントが行われるとなれば、行かねばなるまい!
と言うわけで、すぐに応援参加者として参加申し込みをし、当日を迎えた。
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ニヤックを積んだステーションワゴンで、美しい朝の景色の島の道を快適に走る。 蒲刈の艇庫に寄り、頼まれたシーカヤック2艇を積み込んで、完成したばかりの豊島大橋を越えていく。 うん、本当に良い眺めだ。
 
大崎下島から岡村島へ。
 
前夜祭の会場設営、荷物の運搬、クルマの廻送などなど、午前中は様々なお手伝いをさせていただく。 
参加者の方々も徐々に集まってくる。 四国からは、ボートにシーカヤックを積んでこられたグループもあった。
 
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今日の楽しみは、ブログでいつもお世話になっている『まもさん』と会う予定になっている事。 数日前に、偶然この日に自転車で岡村島へ来られると伺い、ぜひ連絡して下さいとお願いしていたのだ。
ケータイが鳴り、海岸沿いの道路を見ると、自転車の3人組の姿が見えた。 手を振っている。 間違いない、まもさんたちである。

初対面だが、いつもブログを拝見してコメントをやり取りしていることもあり、全く違和感がない。 笑顔で挨拶を交わし、自転車で岡村島まで来られた労をねぎらう。
とびしま街道の景色の良さについて、シーカヤックの事について、同行されている方々のことについてなどなど、四方山話で盛り上がった楽しい一時。
短い時間ではあったが、お会いできで良かった。 ありがとうございました。 今度はぜひ、ゆっくりとお話ししたいものである。
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午後3時。 なんだかんだで残念ながら、御手洗付近を漕いで街をご案内するという企画はなくなったようで、私の役目は終了。 使わなかったシーカヤックを再びカートップ。

蒲刈で温泉につかり、前夜祭の会場へ。 1年振りに会う方、初めて話をする方、祝島で知り合った方などなど、これまた楽しい一時。

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2008年11月23日(日) 朝、岡村島の展望台からの眺め。 瀬戸内らしい景色である。
 
開会式。 若干気温は低めだが、今日も天気は良さそうだ。 絶好のレース日和。 皆さん、楽しんで下さい!

開会式が終わると、せっかくの機会なので、いつもお世話になっている豊島へ向かうためクルマに乗り込んだ。
良いレースを!
岡村島で行われたシーカヤックのイベント。 関係者の皆さん。 お疲れさまでした。 また、声を掛けていただき、本当にありがとうございました。

*** とびしま海道の開通について ***
とびしま海道が開通して最初の週末、しかも3連休となったこの日は、御手洗や岡村島の狭い道を、信じられないくらい多くの自動車が、ひっきりなしに走って行く。 御手洗では渋滞も起きていたそうだ。
観光の面では良い効果があるだろう。 また、これを機会にぜひとびしま海道沿いの島に潤って欲しいと、心から願っている。

しかし、静かな御手洗や岡村島が好きで、シーカヤックにテントを積んで年に何度も訪れ、島の方々から様々なお話を伺い、『あるくみるきく_旅するシーカヤック』を楽しんでいる私にとって、これだけ自動車が走り回る島の景色、自分の手で漕がなくても簡単にクルマで訪れることができるようになったという事実は、実際にそうなってみると、事前に想像していた以上のインパクトがあった。 心と頭を整理するのには、まだまだ時間がかかりそうだ。

橋が架かった事で、宮本常一氏が尽力したと言われている離島振興法の対象からも外れるとの事。 
とびしま海道開通をきっかけに、これらの島々がどう変わって行くのか、どんな効果や影響があるのか、これからしっかりと見届けて行きたいと思っている。

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