2008年11月15日(土) この週末は、久し振りに両親を連れてのドライブ旅行。 今年の春、定年延長延長で、とても長かった勤めをようやく終えた母への慰安も兼ねた旅行である。
両親と私たち夫婦を乗せたクルマは、一路周防大島へと向かった。
***
大島大橋を渡り、まずは『飯の山』へ。
狭い山道をクルマで上り、駐車場から少し歩くと展望台。 登ってみると、絶景である!
私自身も、この展望台は始めてだ。 天気も良く、大島大橋を中心とした瀬戸内の景色が堪能できる。
景色を眺め、写真を撮る。 『きれいだねえ』 『ここは良いな』 『夕方から曇るっていってたからラッキーだったねえ』
***
景色を眺めていると、『ブーン』という不気味な音が聞こえて来た。 特大のスズメバチである。
みんなの周りを偵察するように飛び回り、なんと親父の背中に止まった。 あー、これはヤバい。
『動かないで!』 少し待つとなんとか再び飛び立ち、去って行った。 『危なかったなあ』
しばらくすると再び戻って来たので、すぐに荷物を持って展望台から降りた。
『景色を楽しんだ後だからよかったなあ』
***
時間は11時過ぎ。 『じゃあ、お昼を食べに行こうか。 近くに好い食堂があるんじゃ』
いったん大島大橋を戻り、大畠駅へ。 大畠と言えば、もちろん『ちどり食堂』
『ここの瀬戸貝うどん、食べてみんさい』
暖簾をくぐり、『こんにちは』とおばちゃんに挨拶。 すると笑顔で『ああ、いらっしゃい』
『今日はね、両親を連れて来ました。 瀬戸貝うどん、4つお願いします』
調理をしていただいている間、いつものように四方山話。 瀬戸貝の漁の事、大島のみかん狩りの事、うちの両親の事、息子達のことなどなど。 楽しい一時。
『おまたせしました』 これこれ、これぞ瀬戸貝うどん。
親父は、『こんなでかい瀬戸貝は見た事ないなあ』と感心しきり。 母も、『これは大きいねえ』とおどろいていた。
『あー、お腹いっぱい。 ごちそうさまでした。 また来ます』 『じゃあ、気をつけて』
***
『そういやあ、このまえテレビで、大島はハワイに移民に行った人が多いいうて言い寄ったなあ』 『そうよ。 じゃあせっかくじゃけえ、ハワイ移民資料館に行ってみようか』
秋空の下、美しく手入れされて残されている民家。 係の方が同行くださり、ポイントポイントで説明して下さった。
澄んだ青空、暖かい気温。 まさに観光日和である。
***
次は、『星野哲郎記念館』 演歌好きの両親にはピッタリの場所である。
ここで一番のおススメは、最初にあるシアター。 目の前に広がる映像と北島三郎の歌が、なんとも心に滲みるのだ。
両親もここは気に入った様子。 来て良かった。
***
夕方までは、まだまだ時間がある。 『せっかくだから、陸奥記念館へ行ってみよう』
館内をゆっくりと見学した後は、外を少しだけ散歩。 ここは、横断隊の想い出深い地の一つである。
目の前には倉橋島。
そう、あの時は強い東風の瀬戸内とは思えない大荒れのサーフィン状態のなか、必死でここまで漕いで来たのだ。
あの時の横断は、今でも語りぐさの一つになっている。 懐かしいなあ。
***
夕方、竜崎温泉で旅の疲れを癒し、今日の宿である沖家室島の『鯛の里』へと向かった。
魚料理が大好きな父と母を、ぜひここに連れて来たかったのである。 今夜の料理、楽しみだ!
両親と私たち夫婦を乗せたクルマは、一路周防大島へと向かった。
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大島大橋を渡り、まずは『飯の山』へ。
狭い山道をクルマで上り、駐車場から少し歩くと展望台。 登ってみると、絶景である!
私自身も、この展望台は始めてだ。 天気も良く、大島大橋を中心とした瀬戸内の景色が堪能できる。
景色を眺め、写真を撮る。 『きれいだねえ』 『ここは良いな』 『夕方から曇るっていってたからラッキーだったねえ』
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景色を眺めていると、『ブーン』という不気味な音が聞こえて来た。 特大のスズメバチである。
みんなの周りを偵察するように飛び回り、なんと親父の背中に止まった。 あー、これはヤバい。
『動かないで!』 少し待つとなんとか再び飛び立ち、去って行った。 『危なかったなあ』
しばらくすると再び戻って来たので、すぐに荷物を持って展望台から降りた。
『景色を楽しんだ後だからよかったなあ』
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時間は11時過ぎ。 『じゃあ、お昼を食べに行こうか。 近くに好い食堂があるんじゃ』
いったん大島大橋を戻り、大畠駅へ。 大畠と言えば、もちろん『ちどり食堂』
『ここの瀬戸貝うどん、食べてみんさい』
暖簾をくぐり、『こんにちは』とおばちゃんに挨拶。 すると笑顔で『ああ、いらっしゃい』
『今日はね、両親を連れて来ました。 瀬戸貝うどん、4つお願いします』
調理をしていただいている間、いつものように四方山話。 瀬戸貝の漁の事、大島のみかん狩りの事、うちの両親の事、息子達のことなどなど。 楽しい一時。
『おまたせしました』 これこれ、これぞ瀬戸貝うどん。
親父は、『こんなでかい瀬戸貝は見た事ないなあ』と感心しきり。 母も、『これは大きいねえ』とおどろいていた。
『あー、お腹いっぱい。 ごちそうさまでした。 また来ます』 『じゃあ、気をつけて』
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『そういやあ、このまえテレビで、大島はハワイに移民に行った人が多いいうて言い寄ったなあ』 『そうよ。 じゃあせっかくじゃけえ、ハワイ移民資料館に行ってみようか』
秋空の下、美しく手入れされて残されている民家。 係の方が同行くださり、ポイントポイントで説明して下さった。
澄んだ青空、暖かい気温。 まさに観光日和である。
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次は、『星野哲郎記念館』 演歌好きの両親にはピッタリの場所である。
ここで一番のおススメは、最初にあるシアター。 目の前に広がる映像と北島三郎の歌が、なんとも心に滲みるのだ。
両親もここは気に入った様子。 来て良かった。
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夕方までは、まだまだ時間がある。 『せっかくだから、陸奥記念館へ行ってみよう』
館内をゆっくりと見学した後は、外を少しだけ散歩。 ここは、横断隊の想い出深い地の一つである。
目の前には倉橋島。
そう、あの時は強い東風の瀬戸内とは思えない大荒れのサーフィン状態のなか、必死でここまで漕いで来たのだ。
あの時の横断は、今でも語りぐさの一つになっている。 懐かしいなあ。
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夕方、竜崎温泉で旅の疲れを癒し、今日の宿である沖家室島の『鯛の里』へと向かった。
魚料理が大好きな父と母を、ぜひここに連れて来たかったのである。 今夜の料理、楽しみだ!