あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 子離れ夫婦の日帰り錦川リバーツーリング

2015年05月10日 | 旅するシーカヤック
2015年5月10日(日) 今日は久し振りに妻と二人で山口県の錦川へ。
本当ならそれこそ超久し振りに長男と下る予定だったのだが、毎週土曜日の休日出勤が続いており多忙な長男が、昨日会社から戻ると『ちょっと疲れがたまって調子が悪いので、明日はやめとくわ』と言うので、『じゃあ、一緒に下ろうや』と妻を誘ったという訳である。

二人会わせて100歳超の川下り。 はてさて、どんな珍道中になることやら?

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8時半前に南桑に到着。
タンデムカヤックと道具一式を降ろし、妻がパドリングウエアに着替えると、『じゃあクルマを回送してくるから、ちょっと待っておいて。 9時22分に南桑着の清流線で戻って来るよ』

クルマで錦川沿いを走ること約10分ちょっとで、行波へ到着。

河川敷にクルマを停め、少し高台にある駅へ。

9時2分の列車に乗り、これから下る川の様子をスカウティングしながら、しばしの列車旅を楽しむ。

前回よりも少し水量が少ないようだが、今日も晴れて雲一つない川下り日和。


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南桑に近づくと、置いてきたタンデムカヤックと妻が見えてきた。 そばには、川下りの準備をされている他のペアの方も見える。

南桑駅で下車し、河原へ。
その頃には、準備をされていたもう一組の方々はクルマの回送のためか、移動されていた。

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パドルを組み立て、カヤックを河原に降ろし、お弁当を積み込んで出発準備完了!

もう何年振りになるのか、本当に久し振りとなる妻との錦川リバーツーリング。

今日は安定性の高いタンデム艇なので、カヤックの上に立ち上がる事も可能。

普段とはまったく異なる視線で、流れに乗ってのんびりまったり下って行くのも楽しみの一つである。


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雲一つない青空と新緑が目に眩しい。

今日も所々でスッポンが甲羅干しをしている。

それにしても、錦川には大きなスッポンが多いなあ。

四万十川にも負けない清流。

『あんたも立ってみたら。 楽しいでえ』

瀬の前になると、立ち上がってスカウティング。 『ようし、この瀬はあそこを通って、こう行こう』


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瀞場を下り、

瀬を下り、

カヤックを回転させて下ってきた川の景色を眺める。
『ホンマに気持ちええなあ! やっぱり錦川は最高や』

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11時頃、適当な河原に上陸し、少し早いお昼ご飯。

コンビニで買い込んできたお弁当を食べる。

穏やかな日差しを浴びながら、絶景を眺めつつ食べるお弁当は美味しいな。

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『ようし、出発しようか』

気持ちの良い清流を、のんびりと下る。

出発から2時間半位で、行波へ到着。
『ゴール! 楽しいツーリングやったなあ』

カヤックをカートップし、荷物を積み込む。

錦川ツーリングの後は、「深谷峡温泉 清流の郷」へ。

気持ちの良い温泉にゆっくりと浸かり、のんびりサッパリ。

帰りは、これまた久し振りに爽快な林間道ドライブ。

夕方早めに家に着いた。

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『ああ、今日は天気も良かったし、楽しい川下りだったね』 『ほんと、新緑も良かったし、錦川はキレイだねえ』
『それにしても、60歳になっても、こうやって二人で川下りしていられるかなあ?』 『この重いタンデムカヤックを、その年まで積めるかねえ?』
何歳まで川下りできるか分からないが、リバーツーリングは本当に楽しいな。

『昔々ある所で、坊主頭で真っ黒に日焼けしたおじいさんとおばあさんが川下りに行きました・・・』なーんて。

さて、来週はどこ行こう?

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