あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 旅する年の第4弾は初訪問となる『あるくみるきく』壱岐・対馬の旅(1)_初日

2023年05月08日 | 旅するシーカヤック


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2023年5月1日(月) 今日から7日間の旅に出る。
秋に定年退職となる私は、昨年秋からこの一年を旅を楽しむ年にすると決めていた。

昨年秋は、妻と二人で仙台への旅を楽しみ、今年に入ってからは沖縄独り旅を2回、そして第四弾となる今回は行きたくてもなかなか行くことができなかった壱岐&対馬の旅を企画してみた。
特に対馬は、『あるくみるきく』で有名な民俗学者である宮本常一の『忘れられた日本人』にも記述があるため、是非とも訪ねてみたいと思っていたのである。

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新幹線とバスを乗り継ぎ、博多港に到着。

地図を見ると、心がワクワクしてくる。

今回の往路で利用するフェリーが入ってきた。

初日は、一等室での壱岐までの旅。

チケットには貸切ではないと明記されているが、一等のお客さんが少なければ、小部屋が実質的に貸切状態になるので快適な船旅が楽しめる。

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昼過ぎに壱岐に到着。

いよいよ初となる壱岐上陸である。

チェックインまではまだ時間があるので、ホテルに荷物を預けて街を散策。


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商店街の中には、こんな神社も。

ネット情報で知ってはいたが、実際に見るとかなりのインパクトである。

そこからしばらく坂を登り、お昼ご飯を食べるお店へ。

予約はしていないのだが、人気店と聞いている壱岐牛の弦さんへ飛び込みである。

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せっかくなので、ビールと壱岐牛ランチを注文。

塩、タレ、ポン酢が準備された。
店員さんによると、塩とワサビで食べるのがオススメだそうである。

運ばれてきたのは、こんなに美味しそうな壱岐牛!

これを焼いて塩とワサビで食べると、『いやあ美味い!』 絶品である。
ビールをグビリ、壱岐牛をパクリ。 至福のひととき。

初日のランチから大満足!

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ここから再び歩いて街へと戻る。

海も近い街のそばに、こんな渓流があるのには驚いた。

想像していたよりも高台があり、結構な急斜面の階段も。


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ホテルにチェックインし、シャワーを浴び、スキンヘッドを剃り上げるとスッキリさっぱり。
夕方には、予約していた寿司屋さん『乃もと寿司』さんへ。

今日のカウンターは私一人で貸切状態。

まずはビール。 久々の恵比寿ビールである。

刺し盛りも注文。
すると大将が、『骨のついた刺身も試してみますか?』
『ええ、お願いします』

一番左側が、その骨のついた刺身である。
食べてみると、微かな骨の歯応えが感じられる新鮮な味わい。
『壱岐では、小魚の骨つきの刺身が地元の味なんですよ』との事。

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魚を食べると焼酎も欲しくなる。
大将のオススメの銘柄をまずは一杯。

刺し盛りの次は、特上にぎり。



茶碗蒸しもいただいてみた。



大将曰く、壱岐の魚は美味しいのだけど、アナゴだけは対馬に勝てないのだとか。
『何が違うんですか?』
『壱岐は水深が浅い。 それに対して対馬は100mを超えるところもあるので水温が低く身が締まる』 『対馬に行ったら、ぜひ穴子を食べてみるといいですよ』との事。
『はい、対馬で予約している居酒屋さんで絶対食べてみます』

焼酎をおかわりし、大満足の晩御飯となった。
『ご馳走様でした。 また来ます!』

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まだ明るい街を歩いてホテルへ戻る。

途中で購入したのは、壱岐発だという麦焼酎。

ホテルでしばし壱岐焼酎をチビリチビリと呑りながら、旅の初日を独り振り返る時間は至福のひととき。

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さて、明日はレンタカーで壱岐巡りである。 楽しみだ!

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