あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 旅する年の第4弾は初訪問となる『あるくみるきく』壱岐・対馬の旅(3)_三日目はフェリーで壱岐の『みしま周遊』&対馬へ移動し穴子料理を堪能

2023年05月10日 | 旅するシーカヤック


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2023年5月3日(水) 旅の三日目となる今日は、昼過ぎのフェリーで対馬に渡る予定。
ホテル付近の散策は初日に済ませていたので、空いている午前中をどのように過ごそうかと考えてみたところ、レンタサイクルかバイクを借りての散策か、二次離島となる原島・長島・大島に渡るフェリーで離島周遊するかのプランが浮かんできた。
壱岐に来るのはそう簡単ではないので、せっかくだからなかなか行く機会のない二次離島を訪問してみることに。

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ホテルから歩いて数分のところ、橋の袂に小さなフェリー乗り場がある。

時刻表をみると、郷ノ浦を08:20に出発すると原島、長島を経由して09:10に大島に到着するようだ。

折り返しとなる大島出発が09:30なので、20分ほど上陸できる事になる。

調べてみると、フェリー乗り場の近くに大島神社があるのでそこには参拝することができそうだ。
安い料金でなかなか訪れることができない離島を巡ることができるのは、遊覧船に比べるととてもリーズナブルな旅である。

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時刻になるとフェリーは出港。

今日も晴れており、絶好の船旅日和である。

お客さんもそれほど多くはなく、静かな船内。

途中、近くでマグロの養殖と思われる生簀も見えた。

目的地の島も近くに見える。

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このフェリーで、新聞も運ばれていた。

また携行缶を使って島で使うガソリンも運べるようである。

大切な生活インフラとなっていることを実感した。

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大島の港に到着。

大島神社まで散策。





急な階段を登り、

もう一段高いところに拝殿が見えてきた。

良い雰囲気の神社である。

旅の安全を祈願。


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フェリー乗り場まで戻る。

今後来ることがあれば、海水浴場で海を眺めながらビールでも飲み、のんびりまったりしたいものである。

定刻に、郷ノ浦まで戻ってきた。
なかなか訪れることができない壱岐の二次離島の景色を眺め、生活インフラとしての船の役割を知るることができ、とても楽しいプチ『あるくみるきく』船旅となった。

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お昼ご飯は、地元で人気らしい中華料理屋さん『福壽飯店』さんへ。

気になっている、スペシャル皿うどんとビールを注文。

待ち時間は結構長かったが、ビールを飲みながら待つ。

これが、スペシャル皿うどん。

ボリュームがたっぷりあるが、これはなかなか美味しいなあ。
ビールを追加で注文し、とても美味しくいただいた。 『ご馳走様でした』

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フェリー乗り場に移動し、対馬へ渡るフェリーに乗り込む。

今回も一等席で、ゆったりと移動。

午後からは曇り空。

ただ海は穏やかで、揺れも少なく快適な船旅。
一等チケットがあれば、

横になれる船室だけでなく、3階にある展望デッキも使うことができるのは嬉しい限り。

ほぼ定刻に、対馬に到着した。

徒歩でホテルへと向かい、チェックイン。


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晩御飯の時間まで少し余裕があるので、ホテルの周辺をしばし散策してみた。

万松院へ。













ここはとても趣のある寺院であった。


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対馬博物館。

ここでは、展示室を出た後に嬉しい発見が!

宮本常一も参加した9学会調査に関する情報。

宮本常一が尽力して成立したという離島振興法。

そして、『しま』へに掲載された記事。
対馬を訪問したかった動機の一つが、かなり以前に読んだ宮本常一が著した『忘れられた日本人』であったので、とても嬉しい展示であった。

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街をしばし散策し、







開店時間に予約していた『対玄』さんへ。

まずはビールで独り乾杯。 『グビリ、グビグビ。 プハーっ、旨い』
ゴマ鯖。

穴子の刺身。

対馬の地焼酎。


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穴子の白焼き。

『いやあ、これは最高に美味しいなあ!』
炙りしめ鯖。

アナゴ天とイカゲソ、アオサの天ぷら盛り合わせと、アオサの味噌汁。

『ご馳走様でした。 とても美味しかったです』
壱岐の寿司屋さんでもオススメされた対馬の穴子料理をたっぷり堪能し、大満足の対馬初日となった。


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明日からレンタカーで対馬巡りである。
楽しみだ!

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