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2023年5月19日(金) 昨年秋から開始した、定年退職前の旅三昧の一年も、仙台への旅から始まり、沖縄訪問2回、壱岐・対馬のあるくみるきく旅に続き、北海道の旅へ。
前回の訪問は2016年の4月で、その時に訪れた小樽の政寿司さんがとても気に入ったため、妻ともまたぜひ行きたいね、と話していたのである。
G7サミットで厳戒態勢の広島空港から飛び立ち、新千歳空港からはJRで小樽に直行。
気温は13℃と、広島に比べるとかなり低い。
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まずはお昼ご飯。
特に決めていなかったが、直感で駅前のラーメン屋さんに飛び込んでみた。
『ラーメン西や』さん。
妻は塩ラーメン、
俺はビールと、こってり味噌ラーメンをニンニクありでお願いした。
このこってり味噌ラーメンのスープがバカ旨で驚いた。
『ご馳走様でした』
初日のお昼ご飯からヒットである!
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昼からは少し街を散策し、お土産なども購入。
そして、予約していた運河クルーズへ。
ほぼ満員で、多くは韓国や中国からのインバウンド客が占めている。
運河から一旦海に抜け、再び運河に戻る。
運河の北端でUターン。
昔の製缶工場。
古い設備も残っている。
運河沿いでビールを飲んでいるのを発見!
これは、クルーズの後にぜひ訪問せねばなるまい!!!
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と言う訳で、小樽ビールのお店へ。
晴れてきた運河を眺めながら、のんびりまったりと飲む小樽ビールの美味いことよ!
まさに、至福のひとときである。
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夕方からは、政寿司さんへ。
今日は、せっかくだからプレミアムコースをお願いしている。
楽しみだ!
最初の一品はウニ。
ウニ漁が解禁されており、ちょうど良い時期に来たとのこと。
前回は4月だったので、寿司ネタから言うとこの季節が良いのだそうである。
雲丹は、醤油要らずでそのままいただいてもしっかりとウニの美味しさが楽しめる。
続いて政寿司名物だというイカ刺し。
なんとも贅沢なことに、うずら卵の卵黄と雲丹を醤油にしっかりと混ぜていただくのである。
『うーん、これは絶品』
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子持ちのシャコ。
貝にマグロ。
このマグロを塩でいただくと、驚きの旨さ!
焼き物は、なんと鮑。
一緒に焼いてある椎茸も、とても美味しい。
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最後は、ウニの食べ比べ。
最初は紫ウニ、続いてエゾバフンウニを頂いた。
『もう何も言うことはない』
念願の政寿司訪問は、プレミアムコースで大満足。
『ご馳走様でした。 また来ます』
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2023年5月20日(土) 二日目は、朝から観光バスでの旅。
集合場所となっている近くのホテルまで歩いて移動し、手続きを済ませてバスに乗り込む。
バスは高速道路を走って旭川へ。
途中のSAで休憩し、
旭山動物園に到着。
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二種類の動物を一緒に飼育し展示している動物園は初めてみた。
混合飼育は、ちゃんと狙いがあるようだ。
このような設備の動物園も初めてだし、大学と共同での企画も行われているとのこと。
チンパンジーの動きが活発で、これまで見たことのないような様々な生態が、様々な視点から観察できる。
いやあ、これは人気が出るはずだなあ!
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動物園を出発すると、バスは美しい丘陵地帯『パッチワークの路』を走る。
ここにはセブンスターの木や、ケンとメリーの木などを見る事ができる。
さらに十勝岳連峰の方に向けて走り、
青い池へ。
空は晴れて、絶好の観光日和。
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続いてファーム冨田へ。
ラベンダーの季節にはまだ早いが、温室でラベンダーを見る事ができる。
ラッキーなことに、ポピーは満開であった。
今回は、この観光バスツアーを予約していて正解であった。
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夜は、ホテル近くの居酒屋さんで、一杯飲る。
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2023年5月21日(日) 最終日は朝から雨。
風も強く、かなり体感温度が低い北海道の初夏。
チェックアウトまでホテルでのんびり過ごし、札幌駅でコインロッカーに荷物を預けるとお昼ご飯。
ここ『できたて屋』さんでは、『ご馳走三種』と『三味のフライ』を注文。
妻とシェアして、美味しく頂いた。
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午後は、JRとバスで北海道博物館へ。
ここの展示はとても充実していて見応えがある。
ここには本当に来て良かったなあ。
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新千歳空港から広島空港に戻ってくると、少し離れた場所に駐機している外国の飛行機のところに、多くの緊急車両が走り込んできた。
G7サミットの首脳だとは分かったが、帰路で見たニュースによると、
どうやらゼレンスキー大統領を護衛する車列であったようである。
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2016年以来の訪問となった北海道の旅。
念願の政寿司再訪に加え、運河を眺めながらの最高のビールタイム、旭山動物園や十勝岳連峰の絶景が楽しめた観光バスツアー、充実した展示の北海道博物館などを楽しむ事ができ、想い出に残る最高の週末となった。
風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、次はどこ行こう?