あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 旅する年の第4弾は初訪問となる『あるくみるきく』壱岐・対馬の旅(4)_四日目はレンタカーで対馬の中部と北部を散策

2023年05月13日 | 旅するシーカヤック


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2023年5月4日(木) 今日からは、レンタカーを借りて対馬各地を散策する予定。
8時にレンタカーで厳原を出発し、北へと向かう。
まずは万関橋。

ここは、明治時代に軍艦が東西をショートカットで通行できるよう掘り切られた瀬戸ということで、絶景が楽しめる。

それにしても、ここを開くのは大変だったであろう。

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和多都美神社

今日は午前中が満潮ということで、早速ここを訪れたと言う訳である。

やはり、水に浮かぶ鳥居の方が荘厳な感じを受ける。


神社を参拝し、料金を支払って奥にも入らせていただいた。

木々が茂り、静かな社。

とても良い雰囲気であった。


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さらに北上し、日本海海戦記念碑へ。

海岸まで降りてみる。

そこには、生きる力の泉が。

日本海海戦で、沈没した戦艦から命からがら逃げてきたロシア兵たちを、そこで働いていた農婦の人がこの泉に案内したのだとか。

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途中のショッピングモールで昼ごはんを食べ、車に戻ろうとすると、こんな掲示を見つけた。

宮本常一の功績が書いてあり、嬉しい発見。
その他にも様々な情報が発信されており、中には対馬から朝鮮まで泳いで渡った人の話や、

初代ミス日本が、対馬出身の女性だったという驚きの情報。

さらには興味深い、藻刈舟の話まで。


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異国の見える丘展望台へ向かう途中、山の中で養蜂しているスポットを発見。

その後何日か対馬島内をクルマで走っていると、様々な場所で養蜂しているところがあったので、とても盛んな様子である。

異国の見える丘展望台。

今日は生憎の曇り空で諦めていたが、肉眼ではうっすらと韓国を見ることができたのは嬉しい限り。

移動の途中では、こんな看板も。

至る所で、ツシマヤマネコを交通事故から守るよう啓発する看板を見かける。

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対馬野生生物保護センター。

保護されているツシマヤマネコを見学させていただいた。

ここから少し足をのばし、日本最北西端の碑も訪れてみた。


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藻小屋。

民俗学に興味のある俺としては、ここは対馬でぜひ訪れてみたいと思っていた場所の一つ。

危険なためか、中には入れないよう規制されていたが、外から見学できるだけでも嬉しい。

海藻を畑の肥料として活用するという昔の人の生活の知恵は、細々とではあるが芸予諸島の島の人達も受け継いでいる。

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海人神社。

長い階段を登っていく。

今回の旅の安全を祈願。


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移動途中、集落を少し散策してみた。
石積みの壁。

衛星を利用していると思われる、携帯の基地局。

立派な門構え。

高床式の小屋。

屋根の上には、強風対策なのか石が置かれているところも。

やはり芸予諸島の集落とは雰囲気も異なっており、なかなか興味深い散策であった。

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夕方、予約していた民宿『おろしかの宿』さんへ。
部屋に入る頃、雨が降り始めた。 ちょうど良いタイミング。
夕食は、多くの刺身や地元の『ろくべい汁』、

そしてサザエも。

『前はサザエも、3つも4つも出してお腹いっぱい食べて貰いよったんやけど、値段が上がって一つだけになったんよ。 ごめんね』と宿のおばちゃん。
『いやいや、刺身もこんなにあって、サザエもあって、食べきれんくらいですよ。 嬉しいです』

ビールを飲み、焼酎を飲み、仕事で長期滞在しているという同宿の若い人とも会話を楽しみながら、美味しい食事をたっぷりといただいた。
『ご馳走様でした』

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明日もこの宿に連泊しながら、対馬中部を楽しむ予定。
『雨が降りませんように!』

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