同僚の結婚披露宴に参加した。最近では、ほとんど仲人という人がいない。長い挨拶もない。招待客に楽しんでもらうことをコンセプトに主役である二人がコーディネーターと相談しながら企画している。どのような披露宴にするか、腕の見せどころというわけだ。少子化の時代、式場側もこれらの要求に応え、よりよいものを提供しなければ勝ち残ることはできないのだ。
トリノオリンピックが開幕した。長い間積み重ねてきた努力の成果をこの一瞬に出し切らなければならない。チャンスは4年に一度だけという過酷なもの。しかし考えてみれば、ほんとうに大切なものは、結果よりもプロセスではないか。マスコミも含め我々は、あまりにもメダルという結果を期待しすぎている。