A whiSper Of memOrieS

☬Murmure de mémoire☬

Ota-60

2021-02-25 | Tokyo
たくさんのアオサ(石蓴)を使って、どんな料理をこしらえるのか。本日クリアすべきミッションのひとつだ(大袈裟)。味噌汁に入れればいい?それも気軽で美味至極だが、もっと高いハードルを課したい。喫茶店で出てくる美味しいランチセットぐらいのレベルにはしたいのよ。☜あっ。ということで、なんらかの炭水化物にご登場願い、主役の旨味を引き立ててもらうしかなかろうよ。|ひじき(鹿尾菜⇒鹿の尻尾だって)もそうだが、魚介類以外の食用藻類を惣菜的な脇役としてではなく、主役として中心に据えてみると、料理の幅が広がる。|でも、やっぱりクックパッドとかは参考にするけど。|藻類ではないが、最近驚いたのが、島らっきょう。自宅で塩漬けを作ったのだが、驚愕の美味さ。下拵えは少し面倒だったが、沖縄風居酒屋だったら、そんなに何度も頼めないという量を安く食す。量は飲めないみどもでも酒が進み、酩酊す。|美味しいものを食べる、あるいは自宅で作る、それは単にいっときの間、胃袋や精神を満たしてくれるのみにあらず。他のことに取り組む際にも、創造の原動力のひとつになってくれる(最後まで大袈裟を貫く)。||BGB:①『大原千鶴のいつもの野菜で旬ごはん』(NHK出版、2016年)、②『縁食論~孤食と共食のあいだ』(藤原辰史著、ミシマ社、2020年)、③『暇と退屈の倫理学 増補新版』(國分功一郎著、太田出版、2015年)☞「暇と退屈」と料理の関係について考える。
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