プラグインの話。最近気になっているのは、コンプとヴォーカル系エフェクタ。いまさらだが、コンプって奥が深い。最近、効果を実感したのは、United PluginsのRoyal CompressorとKlanghelmの複数のコンプ。それぞれ個性があるが、通すだけで音に厚みが出、チープさがなくなる。電子音に掛けるのもいいが、胴鳴りが美しいKamakaのウクレレ(例えば、HF-1やHF-2)に通したら、どう聞こえるのか試してみたくなる。コンデンサーマイクで。コンプではほかにも、プロアマ問わず人気のWavesのAPI、CLA、VシリーズやPulsar Audio、Softubeにも注目してる。|ヴォーカルにコンプが欠かせないのは確かだが、Wavesには名前にVocalを冠したエフェクタ・プラグインも複数あり、興味深い。||Wavesという会社のことを何も知らなかったのでググってみた。イスラエルのテルアビブ(かつて大好きだったTelefon Tel Avivを連想。でもイスラエルではなくシカゴのアーティスト。)で1992年設立!てっきり米国と思い込んでいた。KVI331のトルコや中国発のWiggle(新疆ウイグル?)にも驚いたが、それ以上かも。|プラグインメーカーとナショナリティの関係って、実に興味深いテーマ。一部の国(例えばロシア、中国)では利用規制も存在するが、ネット空間というのは基本的にインターナショナルであり、グローバルである。要は、無国籍的であり、国を意識せずともすむ。(中国人、ベトナム人、ロシア人、韓国人DTMerに、我々と同じように、どのようなPluginでも自在に購入できるのか、聞いてみたい。ただし、彼らは日本に比べ、得られる情報が限られているという思い込みは禁物だ。言論の自由とプラグイン売買の自由は、全く違う話。むしろ、売る方も買う方も日本人より商魂、逞しいので、日本に出回っていないあやし気なプラグインが売られている可能性さえある。それを知るには相手の言語の中に飛び込んでいかないければわからない。情報がすべてが英語化されているわけではないので。よって、プラグインを購入するプラットフォームが違うだけで、あとは私たちとはほぼ変わらないのではないか。)しかし、開発者の日常生活はその国固有の文化や制度にどっぷりと浸かっている。よって、国によってイメージする「普遍性」にも違いがあり、それぞれの個性が現れているはず。そういう視点からもプラグインのプリセットやデザインを見つめていたい。(The Policeかよ。大ヒットしたSynchronicity をベストに挙げる人が多いかもしれないが、個人的には2ndが一推し。ヒリヒリした尖った感じがいい。)
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