出張でウン年振りに札幌へ。写真はエアポート快速の車窓からなので、厳密には札幌ではない。草津の氷柱もそうだが、これほど雪深い景色というのは激しい非日常だ。車窓から一瞬見える、分厚い雪に覆われた住宅地の直線道路を少しも見逃すまいと、首を横に振りながら目で追いかける。その一刹那の間に、雪道を歩いている自分を想像して、小さく溜息をつく。すぐにでも途中下車して、あの雪の街を歩きたいな、と思う。|人生にはできそうでできないことがある。それがたくさんある人と少ししかない人がいる。すぐに、そんなことはできないと思い込む人と、やろうと思えばできると思う人がいて、両者の間には大きな溝がある。|雪国に暮らしたことがないのでよく判らないが、冬や雪のずしりと重い思考がきっとある。真夏や酷暑の茹だるような思考もあるだろうが、汗だくで頭が働きそうになく、魅かれない。|BGB:與那覇潤『危機のいま古典を読む』(而立書房、2023年)
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