てげー久々にZABADAKの「Harvest Rain」を聴く。やっぱり名曲。「遠い音楽」もそうだったが当時、まずシングルCDで聴き、その後アルバムに移った。いま聴いても、これほど透き通った流行音楽は希少。 日清パワステでライブ観といてよかったバンドのひとつ。今更だが吉良氏の早逝は残念であった。|DTMをやっていると、透き通ったシンプルな音楽の創作が難しくなる。個人的偏見かもしれないが、音のない、あるいは音数の少ないマが不安に思える。だから時々、ゴンチチや八重山民謡やクラシックを聴いて、間の愉楽を再実感している。喧騒やノイズ好きな自分に一撃を食らわせ嗜好性をグラつかせる。|シンプルさと複雑性を意識的に往返する。Metafiveのように音で隙間をキメ細かく埋めたいという衝動に駆られる自分と、Zabadakのように音を削ぎ落しゆったりと隙間世界を広げたい自分とを対峙させ、メタでそれを見つめる。|曲により音数の多寡を変える。あるいは曲のパートによりそれを変える。|間はよくすれば魔になる。じっと堪えて間の魔を待つ。ただし、魔が顔を出すような間を作り出すには相当な力量が必要。うう…。|
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